KDDIが、2025年8月1日から既存の料金プランを値上げする。対象の料金プランを利用しているユーザーにも、8月から値上げの対象になる。
値上げ対象となるのは、以下の料金プラン。
・使い放題MAX+
・auマネ活プラン+
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・使い放題MAX
・auマネ活プラン
・スマホスタートプラン(ベーシック/ライト)
・スマホミニプラン+
・受付終了のその他プラン
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・ルーターやケータイ向けプラン
使い放題MAX+とauマネ活プラン+、使い放題MAX、auマネ活プランについては330円の値上げとなり、au Starlink Direct、au海外放題(15日分)が付く。対象のエンタメサービスを利用するとPontaポイントが還元される「サブスクぷらすポイント」は、還元率が最大20%にアップする。
混雑時でも専用の無線リソースを利用することで、快適に5G通信が利用可能になる「au 5G Fast Lane」は、使い放題MAX+とauマネ活プラン+にのみ付く。
スマホスタートプラン(ベーシック/ライト)、スマホミニプラン+、受付終了のその他プランは220円の値上げとなり、au Starlink Directや、サブスクぷらすポイント(最大20%に還元率アップ)が付く。
ルーター向けプランは330円の値上げ、ケータイ向けプランは110円の値上げとなる。au Starlink Directは利用できず、追加の特典はない。
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au海外放題の特典は6月1日、サブスクぷらすポイントの強化は6月3日、au 5G Fast Laneは7月1日に開始する。
値上げの理由について、KDDIの松田浩路社長は、「価値を作り続けて対価をいただき、パートナー様に還元してさらに投資をしていく。しかもこれを一過性ではなく、循環させていかないといけない考え、料金を改定した」と話す。
この「循環」については、KDDI高橋誠前社長も言及していた。背景には、パートナー企業への委託コストや電気代などの運用コストが上昇している中で、適切な価格転嫁が求められている状況があった。高橋氏は、通信サービスの売り上げを伸ばしながら、投資を進めていくという循環がますます重要になることを語っていた。ただし単に値上げをするのではなく、付加サービスという新たな価値を加えることで、ユーザーからの支持を得ようと考えているようだ。
【訂正:2025年5月7日17時55分 初出時、タイトルに「Pontaパスがセット」と記述していましたが、誤りでした。おわびして訂正いたします。】
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au新料金、既存プランから値上げ(写真:ITmedia Mobile)97
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