画像提供:マイナビニューススパイスマートは、5月2日、中国における主な動画配信プラットフォーム上で配信されている日本発アニメ作品の動向調査として、2025年春スタート作品を含めた最新のランキングをまとめたレポートを公開した。
中国で人気の日本アニメを調査したところ、bilibiliアニメランキング上位20作品のうち12作品が春の新作アニメとなり、新作タイトルへの関心の高さがうかがえる結果となった。新作のなかでも『阿波連さんははかれない 第2シーズン』『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました〜そのに〜』は、累計の総視聴数・フォロワー数・総合評価いずれも高水準を記録。
また2025年冬の新作アニメ『俺だけレベルアップな件 Season2』は累計1億回を超える勢いで視聴されている。
同様にシリーズが継続配信されている作品(例えば『シャングリラ・フロンティア』『地縛少年花子くん』『ウマ娘』『青の祓魔師』『転生したらスライムだった件』など)も累計の総視聴数・フォロワー数が高く、安定した支持を得ていることがわかる。一方で『アポカリプスホテル』はオリジナル作品ながらも10位にランクインし、評価点は9.9と期待値の高さがわかる。
長期シリーズ作品の強さも健在で、『名探偵コナン(中国語吹替版)』は16.8億回という圧倒的な視聴数。フォロワー数や評価においても、新作とは桁違いの数値を示し、ランキング上位の常連として広く親しまれている。
Tencent Video(騰訊動画)・iQIYI(愛奇芸)・Youku(優酷)においては、『名探偵コナン』『クレヨンしんちゃん』『ウルトラマン』『ドラゴンボール』など、長く親しまれてきた日本アニメが各社の上位にランクインした。これらのプラットフォームでは中国語吹替版が多くランクインしており、ファミリー層の利用率が高いことがうかがわれる。(マイちゃん)