
最近はほとんどの職場で「パワハラ、セクハラはダメ」という認識が広がっている。しかしそれでも未だに、ドン引きレベルのハラスメントを繰り返す上司が存在するようだ。
投稿を寄せた50代前半の女性は、40代のときにオーダースーツの会社に転職した。職場の72歳の店長の口から出てくるのは、昭和でも許されないレベルのセリフばかりだったという。(文:西荻西子)
「お前の出張中に旦那が来て別れたいって相談してきたぞ」
店長の言動はとにかくひどかった。
「俺が長だぞ! おい 女! お前の意見なんか聞いていない、バカ!」
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といった罵詈雑言は当たり前。さらに、「お前の出張中に旦那が来て別れたいって相談してきたぞ」といった嘘なのか本当なのかわからない、女性のプライベートにまで踏み込むような発言もあった。管理職としてというよりも、そもそも人間として問題がある人物だったようだ。
このような言葉は日常的で、「1日の内5分も喋る事が出来ず怒鳴られっ放しでした」と女性は振り返る。あまりの言動に、「心折れるより今の時代に逆に凄いって感じました」と、ある種の呆れにも似た感情を抱いたようだ。
しかし、もちろん到底許される言動ではない。店長は言動の他にも、問題を抱えていたといい、最終的には本部に話をして退職に追い込んだという。
「顧客名簿をビリビリにしてコーヒーかけ……」
ところが、その店長の異常な行動は退職時にも見られた。
「顧客名簿をビリビリにしてコーヒーかけて『借りは返す』と捨て台詞を吐きおわりました」
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自分をクビにするなら営業できないようにしてやろう、という魂胆だったのだろう。安いドラマのような発言だ。ただ、その捨て台詞の“借り”については、「あれから数年、何にも返してもらってないです」とのことだ。
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