
カトリック教会のトップ、ローマ教皇を決める「コンクラーベ」。日本時間の7日午後11時30分から、1回目の投票が始まりました。
【写真を見る】見比べる!新教皇決定を知らせる煙と「再投票」の煙
まるで映画のワンシーン 1回目の結果は?選挙が行われる礼拝堂の前には多くの人が集結し、その人たちが見つめる先にあるのが1本の煙突です。
「白い煙」が上がれば新教皇の決定、「黒い煙」だと再び投票になったことを示します。1回目の結果が出たのは投票から約4時間半後でした。
記者
「いま煙があがりましたね。黒色の煙があがりました。1回目の投票では新教皇は選出されなかったということです」
コンクラーベには投票権を持つ133人の「枢機卿(すうききょう)」が参加し、1人が89票を獲得するまで投票が繰り返されます。
|
|
出水麻衣キャスター:
133人の枢機卿の中には実は日本人もいて、前田万葉さんと菊地功さんという方が参加しています。菊地さんの秘書にお話を伺いました。
枢機卿が何をしているかというと、一番の仕事はコンクラーベであると。普段は大司教として礼拝の説教や寄稿、事務的な文書作成などを行っているということです。
菊地さんは去年の12月から枢機卿をやっていらっしゃるそうなのですが、枢機卿として親任されたことを知った経緯というのがユニークなんです。
国際会議のためにローマに滞在していた時に、司教のサインを求める若者が近寄ってきて「枢機卿の発表があり東京の菊地と言っていた」と伝えられたそうなんです。
井上貴博キャスター:
前田さんもネットニュースで知ったそうです。
|
|