「どんなに夢見たとしても想像できなかった」 ハフィーニャ、公式戦33G22Aでバルセロナの“エース”に!

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2025年05月08日 22:18  サッカーキング

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今季大活躍のFWハフィーニャ [写真]=Getty Images
 バルセロナに所属するFWハフィーニャが、ここまでのシーズンを振り返った。8日付で、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 1996年12月14日生まれのハフィーニャは現在28歳。バルセロナでの3年目となった今シーズンは、公式戦53試合に出場し33得点22アシスト、とまさに“エース”の活躍ぶりだ。昨夏には退団候補として名を連ね、先日には「彼もコーチ陣も僕を信頼していないと感じていた」とシャビ前監督との確執も明かしていたが、国内3冠に王手をかけるまでの成功に欠かせない存在となった。

 そんなハフィーニャは、ここまでのシーズンについて「このシャツを着て、この瞬間を生きられるなんて、どんなに夢見たとしても想像できなかった。自分のベストを尽くすために懸命に働いてきたし、これからもそうしていくつもり」と告白。続けて「僕の名前がバロンドールの候補に挙がるということは、これまでの仕事がとても評価されているということ」とノミネートが確実視されているバロンドール賞にも触れた。

 また、「このクラブに到着したときから、自分のベストを尽くすことを考えていた」と強調したハフィーニャは、「(ハンジ・)フリックが、僕のキャリアを変えてくれた。彼は僕のプレーを必要としてくれていたから、何かを決める前に彼と話をしたかったんだ」と昨夏のクラブ残留とここまでの活躍は、今シーズンより師事するフリック監督あってのもだと口に。加えて、「僕は、ブラジルのファヴェーラ(スラム街)で生まれ育った人間で、いろいろと複雑だったけどさ、まぁ、そういうのがない人生ってのもあり得ないだろう」と自身の境遇から得たものも、成功に必要だったと語った。

 最後に、勝てばリーグ優勝をほぼ手中に収められる、11日の“エル・クラシコ”に向けて、ハフィーニャは「クラシコはある種の決勝戦のような感じで、異なる試合となる。とても特別で、街は静まり返り、世界中が固唾を呑んで注目する。どんなときも難しい試合になるけど、僕たちはベストを尽くし、可能な限りポジティブな結果を残す準備ができていると思うよ」と万全の準備ができていると述べている。

 幼少期からの憧憬のクラブだというバルセロナで、キャリア最高の瞬間を迎えているハフィーニャ。ブラウグラナの歴史に自身の名を深く刻むためにも、国内3冠を成し遂げたいところだ。

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