ECL決勝はベティスとチェルシーが激突! 好調を維持する両クラブが欧州大会制覇を狙う
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2025年05月09日 09:24 サッカーキング

決勝に駒を進めたベティス(左)チェルシー(右)[写真]=Getty Images UEFAカンファレンスリーグ(ECL)準決勝・セカンドレグの2試合が8日に行われ、同大会決勝のカードが決定した。
クラブ初の欧州大会制覇を目指すベティスは、敵地『スタディオ・アルテミオ・フランキ』でフィオレンティーナと対戦。ホーム開催のファーストレグを2−1で制したベティスだったが、セカンドレグでも30分にアントニーの得点で先制に成功する。しかし、4分後にロビン・ゴセンスから同点弾を奪われると、前半終了間際には再びロビン・ゴセンスから逆転ゴールを被弾。アグリゲートスコアで追いつかれ、後半はスコアが動かないまま勝負は延長戦に突入していく。それでも97分、途中投入のアブデ・エザルズリが値千金のゴールをゲット。そのままセカンドレグは2−2で終了し、ベティスが2戦合計4−3で決勝進出を決めた。
2020−2021シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)優勝以来、通算5度目の欧州大会制覇を狙うチェルシーは、本拠地『スタンフォード・ブリッジ』でユールゴーデンと対戦。敵地開催のファーストレグで4−1の快勝を収めた同クラブは、セカンドレグでも立ち上がりからユールゴーデンを脅かしていく。すると、38分にキアナン・デューズバリー・ホールが先制点をマーク。U−20日本代表DF小杉啓太が先発したユールゴーデンも終盤に反撃を試みたが、セカンドレグは1−0で終了。チェルシーが2戦合計5−1でユールゴーデンを破り、決勝に駒を進めた。
これにより、今シーズンのECL決勝の組み合わせは『ベティスvsチェルシー』に決定。ともに国内リーグで来季のCL出場権を争う両クラブが、今季初のタイトルをかけて激突する。現在ベティスは、直近の公式戦16試合で1敗(今回のフィオレンティーナ戦はドロー換算)と好調を維持。一方のチェルシーも公式戦5連勝中と絶好調だ。そんな両者によるECL決勝は、28日にポーランドの『ヴロツワフ市立競技場』で開催される。
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