【独占】経歴詐称発覚から9年、ショーンKの“即完”講演会で語られた「勝ち残るための備え」

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2025年05月09日 17:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

2025年4月下旬、講演会を終えて早々に車に乗って会場を去ったショーンK

 かつて、“凄腕コンサル”の触れ込みでブレイクした有名人が、本格的に表舞台で再始動したようで─。

「4月下旬、千葉県にある『君津市民文化ホール』で“ショーンK”こと、ショーン川上さんによる講演会が開かれたんです。チケット1枚で1000円というリーズナブルな料金設定だったことも手伝ったのか、定員400人のチケットは即完売。以前は“年商30億円の経営コンサルタント”という肩書で、数々の報道番組でコメンテーターとして出演していたため知名度も高く、さすがの集客力といったところ」(スポーツ紙記者、以下同)

 彫りの深いダンディーなルックス、渋い重低音ボイス、ネイティブレベルの英語力の持ち主と、際立ったキャラクターで人気を博していたショーン氏。しかし、彼のキャリアは2016年に一変する。

「『週刊文春』がショーンさんの学歴と経歴詐称を報じたんです。さらに、自身をクォーターと語っていましたが、実際は熊本県出身で両親とも純日本人であることも発覚しました。学生時代から嘘をつく癖があったようで、当時の同級生から“ホラッチョ川上”というあだ名で呼ばれていたんだとか」

9年前と何ら変わりないショーン氏

 文春の報道後、ショーン氏は経歴詐称を認めて謝罪。出演していたテレビ番組をすべて降板し、メディアから姿を消すことに。

「実は、騒動後も芸能事務所に籍を置いていました。2018年にはテレビの特別番組のナビゲーターや、イベントの司会として表舞台に現れたこともありましたが、その後は再び沈黙。しかし、水面下では不動産会社の顧問を務めるなど、本業のコンサル業に取り組んでいたようです」

 そんな彼の現在を追うため、週刊女性は君津市で行われたショーン氏の講演会場に向かった。現場に到着した彼は、マスクで目元しか見えないものの、ウェーブがかった茶系の髪に、シワひとつないチャコールグレーのスーツを着こなすなど、その印象はメディアに出ていたころと変わらない。

 講演会は予定どおり、1時間半ほどで終了。この講演会に参加した人物によると、意外な反応が返ってきた。

AIの勉強をして未来に備えましょう

社会がアナログからデジタルにシフトして、今後はAIの時代になりつつあると熱弁されていました。“ビジネスの世界で勝ち残るため、AIの勉強をして未来に備えましょう”といった内容で、ご自身の経歴詐称などについて触れることはありませんでしたね」(講演会に参加した男性)

 変化の大きい現代にとって、意義のある講演内容だったようだが、中にはこんな声も。

「私は70代なのですが、ちょっと難しい内容でした……。正直、AIには興味ないし、商工会関連のお付き合いで来ただけなんです。地元の老人ホームの入居者さんなども来ていましたが、参加者の全員がビジネスに関心があるわけではないので、退屈だった方もいたのかなと思います」(参加した別の男性)

 講演内容と客層のミスマッチがあったようだが、彼の第二のコンサル人生はすでに始まっていた!

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