画像提供:マイナビニュース西武鉄道は9日、小田急電鉄から譲受した「サステナ車両」8000系の営業運転を5月31日から開始すると発表した。デビューを記念し、「小田急8000形&西武8000系ビフォーアフター乗りくらべ&撮影会」を5月24・25日に開催。記念乗車券とグッズも販売する。
西武鉄道は2030年度までに車両のVVVF化100%達成をめざし、新造車両の導入に加え、環境負荷の少ない他社からの譲受車両「サステナ車両」を並行して導入することにより、省エネルギー化を加速させる取組みを行っている。
最初の「サステナ車両」として、2024年5月に小田急電鉄から譲受した8000系は、2024年7月から武蔵丘車両検修場で安全装置の更新と車両デザインの変更を実施。2025年1月から運行開始に向けた走行試験と試運転、乗務員訓練を西武鉄道の各路線で行っていた。
8000系のデビューを記念して開催される「小田急8000形&西武8000系ビフォーアフター乗りくらべ&撮影会」は、5月24日に海老名駅8時20分集合・新所沢駅17時15分解散、5月25日に新所沢駅8時集合・海老名駅16時30分解散を予定している。
いずれも出発駅で小田急電鉄8000形と西武鉄道8000系の撮影会を行った後、両形式の乗り比べを行う。各日とも中学生以上を対象に120名の参加者を募集し、参加費用は1万8,000円。5月24日のイベントは小田急トラベルの専用ページで5月12日12時30分から5月19日17時まで、5月25日のイベントは専用の受付ページで5月12日10時から5月19日17時まで参加申込みを受け付ける。ともに先着順とされ、定員に達し次第、受付を終了する。
「サステナ車両8000系デビュー記念乗車券」は、5月25日の初電車から13時まで新所沢駅の改札外特設ブースにて2,000セットを先行販売。5月31日の初電車から7月31日の終電車まで一般販売され、西武新宿駅(特急券うりば)、国分寺駅(お客さまご案内カウンター)、小川駅(駅窓口)、東村山駅(お客さまご案内カウンター)で3,000セットを販売する。先行販売で残数がある場合、残数を追加する。販売額は1セット2.000円。1人1度の会計で5セットまで購入できる。
さらに、「小田急8000形×西武鉄道8000系コラボレーショングッズ」として、「車窓クリアファイル(2枚セット)」(800円)、「ダブルポケットクリアファイル」(800円)、「タオルハンカチ」(800円)、「リバーシブルアクリルキーホルダー」(800円)、「巾着」(800円)、「つながるアクリルスタンド」(各700円)も用意した。
「小田急8000形&西武8000系ビフォーアフター乗りくらべ&撮影会」参加者にツアー内で先行販売するほか、5月26日以降に「ミュージアムショップ TRAINS」(「ロマンスカーミュージアム」内)や「TRAINS オンラインショップ」(10時から)、西武鉄道の駅ナカ・コンビニ「トモニー」、西武鉄道グッズ取扱店舗、「西武鉄道オンラインショップ」(10時から)で販売する。(木下健児)