今週末5月11日（日）日本時間23時15分〜、ラ・リーガ首位のバルセロナ対2位レアル・マドリードの“エル・クラシコ”が行われる。両者の勝ち点差は「4」。バルセロナが勝利すれば勝ち点差が「7」となり、2季ぶりの優勝に大きく前進。一方でレアル・マドリードが勝利すれば勝ち点差が「1」に迫る。全世界注目の一戦だ。
バルセロナOBのイニエスタは「もちろんバルサに勝ってほしいです」とエールを送る。「エル・クラシコは特別な試合であり、簡単な試合にはなりません。どちらが勝ってもおかしくない熱い試合になると思います」と展望。続けて「ただ、今回はなかなかないチャンスです。勝てばラ・リーガ優勝はほぼ決まるような試合なので、こういうチャンスを絶対に逃してほしくない」と古巣への熱い思いを語った。
今季のバルサ躍進をけん引する一人、17歳のスペイン代表MFラミン・ヤマルについては「すごく才能ある決定的な選手になってきていると思います」とコメント。ヤマルは今季公式戦51試合に出場し、15得点24アシストを記録しており、今週末のエル・クラシコでの活躍も期待される。イニエスタは「今、見せているレベルでパフォーマンスを続けたら、間違いなくチームの力になると思うので楽しみです」と期待を寄せた。
イニエスタは昨年10月に現役引退を発表。現在は指導者の道を歩み始めており「監督ライセンスのプロセスを段階的に進めています」と近況を明かしてくれた。「奥さんや子どもたち、家族と過ごす時間も以前と比べて増えました」と笑顔で話し、充実した日々を過ごしている。「現役は引退しましたけど、頑張ってトレーニングしています！」と話し、“神戸凱旋”となる『クラシコ・レジェンズ THE REMATCH 5vs5』に向けて調整を進めている。「特別な週末、特別なイベントを皆さんと一緒に楽しみたいと思っています。今回のイベントではすごく近くに感じられると思うので、ぜひ来てください！」と呼びかけた。
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