９月に第１２回「ツール・ド・東北」＝１８４０人募集―宮城

「ツール・ド・東北２０２５」の記者発表で写真撮影に応じる、主催者と共催する自治体の首長ら＝９日午後、仙台市青葉区

　一般社団法人ツール・ド・東北（仙台市）と河北新報社は９日、東日本大震災からの復興を支援する自転車イベント「ツール・ド・東北２０２５」を９月１３日、１４日に開催すると発表した。今回で１２回目。

　ツール・ド・東北はタイムや順位を競わず、完走を目指すイベント。コースは６５、７５、１００、１９０キロの計４コースで、いずれも宮城県石巻市を出発し、女川町や南三陸町、気仙沼市を巡る３コースに加え、グループ単位で東松島市を巡るコースが２年ぶりに復活する。

　募集定員は昨年より約６４０人多い１８４０人（先着方式）で、エントリーは、ふるさと納税制度を活用した先行エントリーが今月１４日～６月３日、一般エントリーは６月４日～７月１１日など。

　河北新報社の石川雄康常務は記者発表で、サイクルツーリズムを通じた交流人口の拡大を目指し「地域の振興に結び付けられる大会にするべく工夫していく」と語った。　

９月に第１２回「ツール・ド・東北」＝１８４０人募集―宮城

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