
故人を偲ぶ通夜の席で、目を疑うような光景が繰り広げられることもあるようだ。東北地方の60代女性は、母親のお通夜で唖然とする出来事を体験したと投稿を寄せた。
まず、お悔やみに訪れた従姉妹夫婦の香典の出し方から、女性は違和感を覚えたという。
「お香典は後で見たら夫婦別々で、それぞれ1万円。お香典返しも2個お渡ししたようです」
一般的に、姪や甥といった立場の夫婦が叔母の葬儀に参列する場合、香典の相場は1万円から3万円程度とされる。このケースでは夫婦で2万円であり、金額自体が著しく常識を外れているわけではない。だがこの後、信じられないような出来事があったという。(文:天音琴葉)
「飲み物やお寿司、料理の追加も数回頼まれ……」
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むしろ問題は会食の席の出来事のほうだ。
「お斎の席には大学生、高校生の子供が4人合流し、従姉妹の母親である叔母さん夫婦と共に、家族大宴会が始まりました。飲み物やお寿司、料理の追加も数回頼まれ、余った分は皆で集めて持ち帰りました」
故人を偲ぶというよりは、ただ飲食を楽しみに来たかのような振る舞いに、女性はたまったものではないと感じただろう。
これらの親族に対し、女性には積年の思いがあったようだ。
「母の生前から、長男の家という事で、何かとたかられていると娘として感じていましたが、最後まで盛大に集団でたかられました」
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母親が亡くなっても「たかられた」と感じてしまうのは、娘としてあまりにも悲しい。金銭的な負担や親族の非常識な振る舞いばかりが記憶に残ってしまうのは、やるせない限りだ。
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