※イメージです 今回注目したのは、ダイソーの「石けん用スポンジ」。
スポンジ型のネットに石けんを入れて使うんですが、これ洗濯前の洋服や靴下のポイント汚れを落とす”予洗い”の時にめちゃくちゃ便利!
◆石けんを中に入れて使うスポンジ型のネット
顔が洋服に擦れてファンデーションや口紅がべっとりついてしまった時や、食べこぼしをしてしまった時、靴下の黒ずみなど、普通の洗濯では汚れが落ちなかったりしますよね。
そんな頑固なポイント汚れを落とすのに便利なのが、ダイソーの「石けん用スポンジ」。洗濯前の衣類の予洗いに役立つスポンジ型ネットは、中に市販の石けん(別売り)を入れて泡立てるだけで簡単に使えます。
「石けん用スポンジ」110円(税込)
本体材質:ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン
サイズ:9cm×11cm×1.5cm
※ Instagram内のママ向けアカウント国内フォロワー数No.1『mamatas(ママタス)』とのコラボ商品。
◆表裏、異なるブラシで使い分けが可能
まずは、「石けん用スポンジ」の見た目と特徴からチェック。
サイズはごく一般的な食器洗い用のスポンジとほぼ同じで、かたちは長方形。
何の装飾もない面は、細かな束になったループ繊維が使われたパイルメッシュ生地。ソフトな触り心地で、しつこいぬるぬるした汚れを落とすのに適しているそうです。
続いて裏面ですが、上部にはゴムのギャザーがあります。
◆どこに石けんを入れるの?
ゴムの口部分をグイッとひっくり返すように広げると、石けんを入れられる仕様。
目が粗めのブラシ繊維面はザリザリしたハードな触り心地で、頑固な汚れをブラッシングしてかき落としてくれるそう。
このように表裏で異なる素材面が、さまざまな生地に対応して汚れを落としてくれるんです。使用後は、水洗いして乾燥させてからサイドに付いたタグで引っ掛け収納ができるため、直置きするよりも衛生的。
次は、使い方を見ていきます。
◆ヨガウェアに付いてしまったBBクリームがラク落ち
ここからは、パッケージ裏面に記載された「石けん用スポンジ」の使用方法を参考に“石けんのセット〜ポイント汚れ落とし”までしていきます。
スタートは、石けんを用意するところから(石けんは別売り)。
筆者の場合、ヨガのレッスン中や着替えの時などにウェアに付いてしまいがちなBBクリーム(衣類のポイント汚れ)の予洗いに使いたいので、汚れ落としに特化した洗濯用石けんをチョイス。
セット方法はとても簡単で、ゴムの口部分を裏側に向けてめくります。
口を広げたら、中に石けんをセット。
ここで気を付けたいのが、ネットに入る石けんの大きさです。目安は9.3×5.5×2.5cmだそうで、筆者が使った洗濯用石けんは9.6×5.9×2.8cmと実はサイズオーバーしていたことが発覚……。
誤差とはいえ少しきつい感じがしたので、ネットを破損させないためにも石けんのサイズは要チェックです。
◆泡立ててみます
あとは、ゴムの口部分を戻せばセット完了。水でしっかり浸し、パイルメッシュ面を指で泡立ててから使用します。
パイルメッシュ面は比較的柔らかいので低刺激、手が痛くなる心配も少なめです。数回こすっただけで、きめ細かい泡が全体に広がりました。
ここでBBクリームが付いたヨガウェアの登場なのですが、素材がナイロン約90%で生地は薄め。強い刺激は避けたかったので、パイルメッシュ生地でこすり落とします。
※キズをつけたくない面や生地に対しては、あらかじめ目立たない場所で一度試してから使用するようにしましょう。
◆実際に使ってみた!
面の部分を使って、数回軽くこすってみると……。
どこが汚れていたのかわからなくなるほど、めちゃくちゃキレイに落ちました! 繊維にしみ込んだリキッド状のBBクリームはなかなか落ちず、毎回苦戦していたのがまるで嘘のようです。何度も強くこする必要がなく、生地が毛羽立たないところも高ポイント。
それともうひとつ、石けんを手で持つとツルツル滑って扱いにくかったのが、ネットに入れることによって安定して持てるようになりました。シャツの首もとのしつこい汗・皮脂汚れには角を使うといったように、ピンポイントで狙いたい部分に当てることができます。何度も使用し、石けんが小さくなってきても使いにくさはさほど感じません。
手間も時間もかかっていたポイント汚れや食べこぼしの汚れ落としが、タイパ(タイムパフォーマンス)よくスッキリ。
◆シンクにも使ってみると
シンクの掃除用にもう1つ購入してみましたが、石けんINなので洗剤をつけ足すわずらわしさがなく、ここもまた高ポイント。
あえて気になった点を挙げるとしたら、乾いた状態の時にパイル糸なのかブラシなのか細かな繊維がポロポロと少量抜け落ちることがあるくらいです。
「石けん用スポンジ」はスニーカーや上履きのブラシ洗い、浴槽、小物、床、壁、洗面台、蛇口などの掃除にも使えるそうなので、気になった人は店舗またはネットストアをチェックしてみてくださいね。
※店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますのでご了承ください。
<写真・文/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi