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札幌市手稲区の集合住宅で小学5年の男児(10)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕、送検された父親の厚海慎一容疑者(43)が「死刑になりたかった」などと供述していることが、捜査関係者への取材で明らかになった。
捜査関係者によると、厚海容疑者は「人生を終わらせたかった。自分が死ぬためには死刑になるしかない。そのために息子を殺した」などと供述しているという。
事件は22日午後1時半ごろ、厚海容疑者が自ら110番して発覚。死因は首を圧迫されたことによる窒息死だった。札幌地検は7月7日までの予定で厚海容疑者を鑑定留置し、刑事責任能力の有無を調べている。【和田幸栞】
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