ド軍大逆転勝ち、大谷翔平9回に劇的12号決勝3ラン!「追いつく過程が素晴らしかった」乱打戦制し地区首位キープ

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2025年05月10日 14:16  TBS NEWS DIG

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■MLB ダイヤモンドバックス 11ー14 ドジャース(日本時間10日、チェイス・フィールド)

ドジャースは乱打戦を制し、逆転勝ちで地区首位をキープ。3点を追う9回に連打で追いつき、最後は11-11から大谷翔平(30)が12号勝ち越し3ランを放って試合を決めた。

大谷翔平は第1打席と第2打席で二塁打を放つなど、6打数3安打と爆発。本塁打メジャートップタイに浮上し、打率.304と3割台に突入。連続試合安打を「7」に伸ばした。

この日、日米通じて初の中5日で先発した佐々木朗希(23)は4回0/3(61球)を投げ、5安打5失点(自責5)、奪三振0、3四死球。初回に2被弾と出鼻をくじかれるなど、メジャー自己ワースト5失点で、2勝目はお預けとなった。防御率は3.86から4.72に悪化。

佐々木は1点リードの初回、先頭のキャロルを三ゴロで打ち取ったが、続くK.マルテに同点本塁打を被弾。4月13日のカブス戦から5戦連続の被弾。さらに、2死でJ.ネーラーに二塁打を許すと、E.スアレスに11号2ランを浴び、1−3と勝ち越されてしまった。

だが打線が奮起し、2回はE.ヘルナンデス(33)が6号ソロと大谷のセンターへのタイムリーですぐさま同点に。3回はA.パヘス(24)の2点タイムリーや、相手守備のミス、M.ベッツ(32)の犠飛などで8−5とリードを広げた。

佐々木は2回、3回と無失点で切り抜けたが、4回は先頭のE.スアレスに二塁打を許すと、1死三塁でグリエルの一ゴロ間にランナーが生還し8−4。5回は先頭のマルテにフルカウントからストレートが抜けてしまい四球。ここでロバーツ監督がマウンドに向かい、5回を投げ切れず、無念の降板。

2番手のA.バンダ(31)は、ヒットと四球で2死満塁のピンチを招くと、グリエルに痛恨の7号満塁本塁打を浴び、8-8と試合は再び振り出しに。6回も続投のバンダは1死一・三塁から四球で満塁とすると、ネーラーを空振り三振に仕留めたが、代わったL.ガルシアが押し出しで8-9と勝ち越しを許した。

8回はA.ベシアが先頭からマルテ、グリチェクに連続本塁打を被弾し8-11と突き放された。だが8-11で迎えた9回、ドジャース打線は執念の粘りをみせる。先頭のF.フリーマン(35)から4連打で11-11の同点に。1死一・二塁の場面で大谷が打席に立ち、代わったトンプソンを相手に、追い込まれてから4球目をライトへ値千金の勝ち越し3ランを放った。打った瞬間ベンチのドジャースナインに向け、両手を上げて確信の大谷は、敵地スタジアムが騒然とする中、ダイヤモンドを1周した。

試合後、現地中継のインタビューで大谷は「最後は自分で決まりましたけど、追いつく過程がすばらしかった」と劇的な終盤の逆転劇を振り返り、勝利を喜んだ。

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  • 大谷、9回裏で逆転3ランホームラン!すごい。まるでドラマです。大谷が打つと自分も幸せな気持ちになります。
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