Nintedo Switchで遊べる「2Dアクションインディーゲーム」おすすめ5選 ちょっと懐かしいピクセルアート、やり応えも十分【2025年5月版】

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2025年05月10日 17:40  Fav-Log by ITmedia

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「Celeste」(出典:マイニンテンドーストア)

 人混みを避けて、静かに自宅でゲームに没頭するのも休日の楽しみ方の一つ。そんな時間にぴったりなのが、比較的手頃な価格で楽しめるインディーゲームです。

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 「Dead Cells」や「UNDERTALE」「Hollow Knight」など、完成度の高いタイトルを通じてインディーゲームの面白さに気づく人は少なくないでしょうが、一通りの挑戦が終わるとロスになりやすいのもこのジャンルの特徴。完成度の高いゲームを見つける発掘作業自体も楽しいものですが、忙しい人ならそんな時間も惜しいかもしれません。

 そこで、休日に1人で黙々と遊ぶのに向く、Nintendo Switchで楽しめるインディーゲームを紹介しましょう。今回は、ちょっと懐かしいピクセルアートの雰囲気を楽しめる2Dアクションを軸に、5作品をピックアップしました。タイトル選びの参考にどうぞ。

●2Dアクションインディーゲームのおすすめ 「Celeste」

 1つ目は、高難易度ゲーム好きならばすでに知っている人も多いであろう「Celeste(セレステ)」。カナダのインディーゲームスタジオMatt Makes Gamesによるアクションゲームで、少女マデリンが、黙々と山を登っていく2Dプラットフォーマーゲームです。ジャンプ、ダッシュ、スタミナ制限ありの壁登り──という3つの操作を基本に、さまざまなギミックが散りばめられたコースを進んでいきます。

 進行ともに徐々に要求されるアクションの難易度が非常に高くなっていく反面、キャラクターの操作性が非常に快適で、失敗時のリスタートもスピード感があり、上手くクリアできないストレスと、その試練を乗り越えたときの爽快感のバランスが抜群。アクション要素だけでなく、ドット絵の世界観や、ストーリーの緩急も良くできています。

 なお、メインストーリーのクリアまでならば、難易度はさほど高くなく、集中力が持てば1〜2日でのクリアも可能。インディーゲームの入りとしても特におすすめしやすい名作です。

●2Dアクションインディーゲームのおすすめ 「The Messenger」

 2つ目は、忍者の主人公を操作していく2D横スクロールアクションゲームの「The Messenger」。カナダのインディーゲームスタジオSabotage Studioの作品ですが、テクモの「忍者龍剣伝」に影響を受けてデザインされ、ジャパニーズゲームへのリスペクトがにじみ出ています。

 「ゲームは“ファミコン”と“スーファミ”が一番!」と懐かしんでいる世代にもスッとなじみみやすい印象です。しかし、古めかしいレトロゲーなのかなと思ってやり始めると、良い意味でだまされます。

 アクション・ギミックの難易度や、やり込み要素のバランスもほどよく、歯応えはありつつもストレスフルではないちょうど良さ。各所でシニカルかつコミカルな会話が挟まれるようになっており、プレイを進めるごとにセーブポイントでの会話が楽しみになっている頃には、すでに作者の術中にハマっていることでしょう。

 ストーリー展開や散りばめられた伏線の回収も含め、「記憶を消してもう一度楽しめたら……」と思える作品です。

●2Dアクションインディーゲームのおすすめ 「Animal Well」

 3作目は、ビリー・バッソ氏が手がけ、2024年5月に発売され大ヒットを記録した「Animal Well」。丸っこい主人公を操作して、さまざまな動物が闊歩する洞窟を探索するというメトロイドヴァニアであり、ゼルダシリーズのような謎解きダンジョンパズルゲームの要素が詰め込まれています。やっているうちに「おぉ……」と感嘆の声が漏れてしまうこと必至。

 作中にストーリーだけでなくギミックに関しての説明もほぼないからこそ、散りばめられたヒント的設計を頼りにとことん思考し、試行錯誤して、やり込むといった楽しさがあります。これまでのゲーム経験によって「このアイテムがあれば、これができるよね」と想像できる“ゲームIQ”の高さが試されているような……そんな感覚になる今作。決して、ネタバレや解説の情報を一切見ずに、じっくりと謎に向き合う時間をお楽しみください。

●2Dアクションインディーゲームのおすすめ 「Gato Roboto」

 大作が続いたので、4作目は箸休め的に「Gato Roboto」を紹介。アメリカのインディーゲームスタジオdoinksoftが開発した、猫ちゃんがバトルスーツをまとって戦うゲームです。可愛らしい雰囲気ですが、“The メトロイドヴァニア”とでも言うべき、王道の2D探索&シューティングアクションのゲーム性です。

 ちなみに、筆者は未プレイですが、同スタジオの後年の作品に「Gunbrella(ガンブレラ)」というゲームもあるので、気に入ったらこちらにも手を伸ばしてみるとよいかもしれません。

●2Dアクションインディーゲームのおすすめ 「ケロブラスター」

 最後は、かの「洞窟物語」で知られる開発室Pixelによる横スクロールアクションゲーム。「ケロブラスター」の名称の通り、会社勤めのカエルが、銃火器片手にお掃除仕事に励むというストーリーです。可愛らしいドット絵とは裏腹に、タイトル画面が起動した瞬間からユーザーを引き込むゲームデザインや、軽快なBGMに「おっ」と思わされるはず。

 それでいて、後半の容赦ない難易度や隠し要素など、歯応えも抜群。最後までやり込んだときの達成感が大きい作品でもあります。

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