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フィギュアスケートのアイスダンス転向を発表した島田高志郎(23=木下グループ)が10日、新カップルの愛称の現状を明かした。
名古屋市内でアドバイザリー契約を結ぶ「コラントッテ」のイベントに出席。宇野昌磨さん(27)、鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)ら、8人のスケーターでトークを展開した。前日9日には櫛田育良(いくら、17=木下アカデミー)とのカップル結成を発表。かつて同じスイス・シャンペリーを拠点とした宇野さんからは「偶然、僕の引退発表(2024年5月9日)と同じ日だったらしくて。何も話していないのに」と驚かれ、ファンを前に「シングル競技としての私を応援してくださり、ありがとうございました。覚悟を持って、これからまだまだスケートを何十年と続けていく。ゼロから頑張っていきます」と力強く意気込んだ。
かねてアイスダンスやペアの組は愛称で呼ばれ、親しまれてきた。アイスダンスの全日本王者である吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)は“うたまさ”、ペアで世界王者の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は“りくりゅう”と呼ばれる。愛称について問われると、ほほ笑んだ。
「自分たち2人でも全然決まっていなくて、今は京都でキャシー(・リード)先生にずっと教えていただいていますが、ずっと『いくこう!』と叫んでいます。なので『いくこう』『くしまだ』『いくしろう』とか。『いくしろー』『いくこー』など案はありますが、まだ決まっていないです」
自身は22年全日本選手権2位とシングルでもキャリアを積んできたが、来季から、大きな挑戦が始まる。
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「ずっとアイスダンスに憧れがあって、その中でシングルを頑張って続けてきました。股関節のケガなどで『自分には無理なんだろうな』という思いもありつつ、やってみたいという気持ちもありつつだったのが、自分の中で『頑張りたい』と思うきっかけが、たくさんありました。将来的にはコーチ、振付師…。スケートにずっと携わっていくと思い描いている中で、それまでに何ができるかと考えた時に、アイスダンスに強い覚悟を持ってやれると思ったので決断しました」
9月で24歳となる男の第2章が始まる。【松本航】
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