
「まさか自分が……」と思っていても、ふとしたきっかけで足を踏み入れたら最後。あれよあれよという間に、深みにハマってしまうのがギャンブルの怖いところだ。
そんなギャンブルの罠に陥ったアラサー独身者から、ガールズちゃんねるに4月下旬、「節約と散財が交互にやってくる」という悲痛なトピックが立てられた。
「突然競輪にハマりコツコツ節約していたお金を3ヶ月で全部パァーにしました」
とは、ギャンブルの恐ろしさを物語っている。(文:天音琴葉)
お金が貯まると「使ってもいいか → 全部なくなるまで使うの繰り返し」
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投稿者は自らを「依存しやすいタイプ」と分析し、お金の使い方にはパターンがあるそうだ。
「少しお金が貯まると気が大きくなって少しくらい使ってもいいか→全部なくなるまで使うの繰り返しです」
この極端な行動が、競輪というギャンブルと結びついてしまった。3ヶ月という短期間で、それまでコツコツと積み上げてきた節約分がすべて消えてしまったという事実は、まさに「パァー」という言葉でしか表現できないほどの喪失感に違いない。
「宝くじが当たったら人生が狂う典型的なタイプだと思います」と自嘲しつつも、「金銭感覚が安定してない自分に不安しかなく将来のことを考えるのが苦痛です」と深刻な悩みを吐露。「こんなんじゃ結婚できないですかね」という言葉には、競輪での大失敗が重くのしかかっているに違いない。
「一度でもギャンブルした脳は戻らない」経験者?のコメントも
この衝撃的な告白に厳しいコメントが相次いで寄せられている。
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「一度でもギャンブルした脳は戻らない。(中略)もしお相手出来てもギャンブルと散財ぐせを隠して結婚したら、まあ揉めるよ」
というコメントは経験者だろうか。ギャンブル依存の根深さとそれが人間関係に及ぼす影響を示唆している。
一方で、具体的な対策として、
「誰かに管理してもらったら?」
「簡単におろせないものに入れれば? 定期預金とか年金保険とか国債買うとか」
といった物理的にギャンブル資金を作りにくくする方法を提案する声や、「給与日に自動送金して別口座で貯金するとか」といったアドバイスもあった。これらは、まさに少し貯まると使ってしまう投稿者のようなタイプには有効かもしれない。
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「その内カード依存して返せなくなる クレジットカードは作らない事だろうな あるなら解約した方がいい」
と、さらなる借金地獄へと繋がる危険性を警告するコメントも書き込まれていた。
ギャンブル依存は、本人の意志の力だけで抜け出すのが難しいと言われている。本気で抜け出したいと願うなら、専門家の助けを求める勇気も必要だ。失ったものは大きいかもしれないが、未来を諦めるには早すぎるだろうから。
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