6年で90万円増!55歳女性のiDeCo計画は「年金開始時に一括で受け取り、NISAに回す予定」

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2025年05月11日 06:10  All About

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All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は福岡県に住む55歳女性の積立投資エピソードです。
2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

55歳・年収400万円会社員女性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は福岡県に住む55歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、母

金融資産

年収:400万円
金融資産:現預金500万円、リスク資産267万円

リスク資産の内訳

・投資信託:267万円

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>/iDeCo:2018年から
・スパークス・新・国際優良日本株ファンド/iDeCo:2018年から
・ハリス グローバル バリュー株ファンド(年1回決算型)/iDeCo:2018年から
・三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド/iDeCo:2018年から

2018年からiDeCoで積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額は合わせて「月2万3000円。iDeCo掛金上限額を4商品に分散して投資している」とのこと。

投稿のあった2025年2月時点の運用実績については、合計で「元本179万4000円→運用益込267万324円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です。

「始めてから一度もマイナスになっていません。時期がよかったからと思っていますが決断したのは自分なので運がいいと思っています。2年目はコロナの影響でマイナスを覚悟して(運用結果の)お知らせの封筒を開封したものの、プラスだったので驚きました。それ以降は40%前後で運用益が推移しています」と説明されています。

55歳・年収400万円会社員女性の思う積立投資のメリットは?

積立投資を始めてよかった点として、「55歳から給与が4万円程下がったので、追加で投資、貯蓄はできませんが、事前に立てた積立計画を実行して資産が増えている。年1回のお知らせの封筒が楽しみです」とコメント。

iDeCoは60歳まで資産を引き出すことができないため、「年金の受給開始後、奇数月に資産残高の4%を引き出すつもりでしたが、税金の関係で一括で払い出したほうがよさそう。今から出口戦略を考えていますが、現時点では一括で払い出してNISAに積み立て等で入金する」計画だといいます。

これから積立投資を始める人には、「途中で引き出して使う分と使わない分に分けて積み立てると、引き出す時に挫折感を感じなくておすすめ」とアドバイス。「30年前にNISAやiDeCoはなかったので若い方はうらやましいです」と語られていました。

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※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
(文:あるじゃん 編集部)

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