6連覇のチェルシー女子、22試合制で初の無敗優勝! 新監督就任1年目で偉業達成

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2025年05月11日 10:47  サッカーキング

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無敗優勝を達成したチェルシー・ウィメン [写真]=Getty Images
 なでしこジャパン(日本女子代表)FW浜野まいかが所属するチェルシー・ウィメン(女子チーム)が、22試合制となったウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)で初の無敗優勝を達成した。

 2012年8月から通算12シーズンを率いたエマ・ヘイズ前監督(現:アメリカ女子代表監督)が昨季限りで退任し、今季からは新しくソニア・ボンパストル監督が率いていたチェルシーは、開幕から21試合無敗を記録。すでに第20節終了時点でリーグ史上初めて同一シーズンで20試合無敗を記録したチームとなり、史上初となるリーグ6連覇を決めていた。

 そんななか、10日に行われたWSL最終節でチェルシーは長野風花が所属するリヴァプールと対戦し、90+1分にアギー・ビーバー・ジョーンズが決勝点を決め、1−0で完封勝利を収めた。この結果、19勝3分けでシーズンを締め括ったチェルシーは22試合制となった2020−21シーズン以降で初となる無敗優勝を達成した。なお、ベンチスタートとなった浜野にこの試合は出場機会がなく、先発出場した長野は83分までプレーした。

 データサイト『OPTA』によると、チェルシーにとっては2017−18シーズン(18試合制)、2019−20シーズン(コロナ禍でシーズン途中中断)に続いて、史上3度目の無敗に。また、イギリスメディア『Squawka』によると、22試合で56ゴールを記録したほか、13失点にとどまり、13回のクリーンシート(無失点試合)も達成したことが伝えられている。

 なお、今季すでにFA女子リーグカップも制しているチェルシーは、女子FAカップ決勝にも進出しており、今月18日に行われるMF宮澤ひなたが所属するマンチェスター・ユナイテッドとの決勝に勝利すれば、トレブル(3冠)を達成することになる。

 イギリスメディア『BBC』によると、就任1年目ながら偉業を達成しているボンパストル監督は試合後、「今の気持ちや感情を言葉で表現するのは難しい。時の流れは早いもので、振り返ってみると、ほんの数週間前に来たばかりなのに、もうリーグが終わってしまったような気がする。リーグで本当に素晴らしいシーズンを過ごせたので、選手たちとスタッフの皆に感謝している。舞台裏で働く全員が本当に重要な存在だった」と感謝を口にしている。


【ハイライト動画】チェルシー・ウィメンvsリヴァプール・ウィメン


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