「ずっと目標だった」…ワトキンス、アストン・ヴィラのプレミア最多得点記録を更新！

　アストン・ヴィラに所属するイングランド代表FWオリー・ワトキンスが、クラブのプレミアリーグ最多得点記録を更新した。10日、クラブ公式サイトが伝えている。

　プレミアリーグ第36節が10日に行われ、アストン・ヴィラはアウェイでボーンマスと対戦。0−0で迎えた45＋6分にモーガン・ロジャーズのクロスをワトキンスが左足先で触って先制点を決めると、これが決勝点となり、1−0で完封勝利を収めた。この結果、暫定6位に浮上したアストン・ヴィラは、勝ち点では暫定ながら4位ニューカッスルと5位チェルシーと並ぶことにも成功している。

　2020年9月にブレントフォードからアストン・ヴィラに加入して、プレミアリーグデビューを果たしたワトキンスは、加入以来毎シーズン2桁得点を記録。この試合で得点が今季のリーグ戦では16ゴール目となり、プレミアリーグ182試合目にして通算75ゴールに到達。これにより、元イングランド代表FWガブリエル・アグボンラホール氏が持っていた74ゴールという記録を上回り、アストン・ヴィラの選手としてプレミアリーグ最多得点者となった。

　アストン・ヴィラの歴史に名を刻んだワトキンスは『ヴィラTV』で「クラブに加入した時からずっと目標にしていたんだ。最初のインタビューの時を覚えている。トレーニンググラウンドでサインした日、ディーン・スミス（当時の監督）と会って、それが僕の目標になった」と語りながら、次のように喜びを口にした。

「正直信じられない気持ちだ。ピッチ内外で本当に一生懸命頑張ってきた。ヴィラのようなクラブでプレーしてきた選手たちを見ることができて嬉しい。トップの選手たちと共に歴史に名を刻むことができたことを本当に誇りに思う。これは絶対に祝いたいことだし、大切にしたいと思う」


【ハイライト動画】ボーンマスvsアストン・ヴィラ