
■大相撲夏場所・初日(11日、両国国技館)
大相撲夏場所が初日を迎え、初の“綱取り”に挑む大の里(24、二所ノ関)が若元春(31、荒汐)を寄り切りで下し、初日白星発進を飾った。
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大の里は立ち合い諸手突きから前に出ると、右を差して一気に土俵の外へ寄り切った。過去4勝2敗、先場所は黒星を喫した若元春に全く隙を与えず、盤石の相撲で館内を沸かせた。
先場所途中休場の横綱・豊昇龍(25、立浪)は小結・若隆景(30、荒汐)を厳しい攻めから押し出しで完勝。横綱昇進後初優勝へ好スタートを切った。
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また、大関・琴櫻(27、佐渡ヶ嶽)は熱戦の末、王鵬(25、大嶽)に敗れ、初日黒星を喫した。
2日目は大の里が先場所優勝決定戦の相手、小結・高安と、豊昇龍は若元春と対戦する。