【フィギュア】ピカチュウが滑った!田中刑事さん「オーラが…」岡崎朋美さん「国民的ヒーロー」

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2025年05月11日 18:14  日刊スポーツ

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ポケモンスケートチャレンジのオープニングイベントでピカチュウと滑る田中刑事さん(左)、岡崎朋美さん(撮影・松本航)(C)2025 Pokemon.(C)1995−2025 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.

日本スケート連盟の「ポケモンスケートチャレンジ」が11日、本格的にスタートした。


KOSE新横浜スケートセンターで、今季10度目となる初心者向けの基礎スケート教室を開催。並行して新プロジェクトのオープニングイベントが行われた。


フィギュアスケートで18年平昌五輪代表の田中刑事さん(30)、スピードスケートで98年長野五輪女子500メートル銅メダルの岡崎朋美さん(53)、ショートトラックで17年冬季アジア大会男子5000メートルリレー銅メダルの村竹崇行さん(36)とともに、子どもたちの前へピカチュウが登場。愛くるしい姿に大盛り上がりとなり、岡崎さんは「ピカチュウは国民的ヒーロー。キャラクター的に素晴らしいですし、ピカチュウ自体が滑っていましたから、ああいうのを見て、子どもたちも『ピカチュウ滑っているから僕も! 私も!』となったと思う。ノートを全部埋めてほしいですね」と笑顔を見せた。


今後は対象となる全国のリンクを訪れた子どもたちに「ポケモンスケートチャレンジ〜めざせトリプルアクセル〜」が配られる。そこには初級の「靴を履いて床に立つ」に始まり、上級の「片足軸でスピンを回る」まで全52種類の練習項目が記されている。達成のたびに、こおりポケモンのシールを貼ることができ、初級、中級、上級の各級を達成すると、特製バッジがもらえる。


練習項目の作成に携わった田中さんは「3カ月〜半年ぐらいかかると思います。入りは『ポケモンが大好き』『シールを集めたい』というのでいいですし、スケートに興味を持っていただくのに、こんなにいい入り方はない。そこからスケートをやって、やっていくうちに『こんな技があるんだ』と覚えていく。全部クリアしても『続けてみたい』と思ってもらうのが最終ゴール。そこから夢を見ると、選手につながっていくのだと思います」と期待を込めた。


この日、氷に立ったピカチュウについては「やっぱり、ピカチュウすごい。オーラが…。悔しいっておかしいですけど、すごい選手が滑っていくようなオーラがありました」と笑いを誘った。トークショーで子どもたちにスケートの魅力を伝えた06年トリノ五輪女子金メダルの荒川静香さん(43)も「小さい頃の思い出で『ピカチュウがリンクにいたから、また行きたいと思った』でも、いいと思うんです。これがきっかけとなってスケートと出合って、将来もしかしたらすごい選手になるかもしれない。夢を持ったり、成長する人が1人でも増えるのであれば、非常に素晴らしい融合だと思います」と胸を躍らせた。【松本航】

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