【新潟大賞典】ディーマジェスティ産駒がJRA重賞初制覇へ ディマイザキッドが3連勝狙う

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2025年05月13日 20:00  netkeiba

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新潟大賞典2025に出走予定のディマイザキッド(今年2月撮影、ユーザー提供:Spice Upさん)
 ディーマジェスティ産駒のディマイザキッド(牡4、美浦・清水英克厩舎)が、新潟大賞典(4歳上・GIII・芝2000m)で重賞初制覇を狙う。

 ディマイザキッドは父ディーマジェスティ、母ミスミーチャン、母の父ファスリエフの血統。16年の皐月賞を制した父と同じく、嶋田賢オーナーの所有馬となる。また、4代母のメイプルジンスキーは88年の米G1・モンマスオークスと米G1・アラバマSの勝ち馬。一族からは英仏でG1・3勝を挙げたデイジュール(Dayjur)、米でG1・2勝のテイルオブエカティ(Tale of Ekati)、国内でもダート路線で活躍したバーディバーディ、今年のUAEダービーを制したアドマイヤデイトナなどの活躍馬が出ている。

 ここまで10戦4勝。昨春は共同通信杯が4着、プリンシパルSが10着で、クラシック出走を果たせず。その後は放牧に出され、秋に自己条件から再出発。休み明けの1勝クラスを楽勝すると、2勝クラスを2戦でクリア。さらに前走の3勝クラスを連勝で突破し、一気にオープンまで駆け上がってきた。充実ぶりが著しいので、重賞でも好勝負になるだろう。

 ディーマジェスティ産駒はこれまで延べ17頭が重賞にチャレンジ。23年毎日杯のドットクルー、24年ニュージーランドTのユキノロイヤルの3着が最高着順で、戴冠には手が届いていない。ここで待望の初タイトルとなるか。父と同じ勝負服の4歳牡馬が、孝行息子となることを願いたい。

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