ブラジル代表監督就任決定のアンチェロッティ監督「良い形で締めくくりたい」…合計6年率いたレアルに感謝のメッセージ

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2025年05月13日 23:19  サッカーキング

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ブラジル代表監督就任の決まったアンチェロッティ監督[写真]=Getty Images
 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、ブラジル代表監督就任の発表後、初めての会見に臨んだ。13日、イギリス『ジ・アスレティック』など複数メディアが同指揮官のコメントを伝えている。

 現在64歳のアンチェロッティ監督は、2021年7月から2期目の指揮を執り、2度のラ・リーガ優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝など数々のタイトルをもたらした。しかし今シーズンは、バルセロナとの“クラシコ”で4戦全敗を喫するなど、無冠が決定的となっていることから、退任報道が加熱していた。そして、レアル・マドリードからの公式発表はないものの、12日にブラジルサッカー連盟が監督に就任することを先んじて発表。5月26日よりブラジル代表を率いることが決まり、クラブ側からの発表も時間の問題となっている。

 13日の会見に出席したアンチェロッティ監督は、来シーズンにレアル・マドリードで指揮を執らないことについて問われると、「サッカーは人生と同じように、始まりと終わりのある冒険だ。就任した時から、いつか終わりが来ることは覚悟していたし、それが5月25日になる。それでもプロフェッショナルとして、良い形で締めくくりたいと思う」とコメント。アンチェロッティ監督に残された3試合のリーグ戦で全力を尽くす構えを示した。

 加えてレアル・マドリードへの感謝の言葉も述べ、「レアル・マドリードは、常に愛情を示してくれた。このチームに関わるすべての方々に心から感謝しているし、私は生涯レアル・マドリードのファンであり続ける。まさか6年間も監督を務められるとは思っていなかったよ」と語った。

 またレアル・マドリードから退任の発表がされていないことに関しては「クラブの都合の良い時にするだろう」との見解を示した。レヴァークーゼンの監督退任を発表し、次期レアル・マドリード指揮官就任が確実視されているシャビ・アロンソ監督に対しては、「私は彼を愛している。将来、偉大な監督になるためのすべての素質を兼ね備えているから、アドバイスすることはないよ」とアンチェロッティ監督なりのエールを送っている。

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