
業務上は必要がないのに、化粧や染髪を強要される──50代女性 (年収650万円)からキャリコネニュースに寄せられた「面接での信じられないエピソード」を紹介する。
女性は染毛剤でアレルギーが出たことがあり、白髪染めをせずグレーヘアで過ごしていた。すると、会社の面接へ行った際、役員面接で、「能力は申し分ないけど髪を染めてもっと化粧もしないと推薦できない」と言われたという。(文:西荻西子)
「トップがそんな考えなら絶対老害の会社」
ちなみに、受けた職種は接客業ではない。女性は「面接してくれた担当の女性は綺麗なグレーヘアで羨ましいと言われました。他の従業員も印象は良かったです」とも語る。問題は、60代の取締役男性だ。
男性は、“髪を染めて化粧をしろ”といった理由について、「中途採用の50代を雇うのが初めてなので、今の従業員にどう思われるか心配」と説明したという。中途採用でグレーヘアだと何か問題があるのだろうか。女性はこの説明に納得がいかず、
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「64歳の男の取締役は完全なルッキズム。トップがそんな考えなら絶対老害の会社。合格したけどこっちから願い下げしました」
と切り捨てる。のちに女性は、その会社は業績が下がっていると耳にし、「でしょうね」と 呆れたという。
どのような業務でも最低限の身だしなみは必要だが、業務に直接関係しない化粧や染髪の強要は問題になることも増えている。役職者が言うのはパワハラやセクハラと取られかねない。やはり辞退するのが正解だろう。
※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ
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