サヨナラ勝利の楽天、盗塁を起点に4得点　大矢氏「こうやって揺さぶっていかないと点取れない」

◆ チーム盗塁数34はリーグトップ！齊藤氏「足の速い人だけでなく徹底している」



　楽天は13日、ロッテと対戦し4x−3とサヨナラ勝ちを収めた。9回裏、一死から小深田大翔が四球を選び出塁すると、続く鈴木大地の打席で初球からスタートを切り、二盗に成功。鈴木が安打で繋ぎ一・三塁と好機を拡大させ、渡邊佳明がサヨナラ犠飛を放った。



　この日の楽天は盗塁を起点に4得点を挙げ、チーム盗塁数34はリーグトップの数字。13日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』に出演した真中満氏が「リーグワースト13盗塁のロッテとの差は20個以上。盗塁成功率も.944とすごく高いというのは大きい。特に今日は上手く足を絡めて得点を重ねた」と評価すると、大矢明彦氏は「どちらかというと、こういう風に揺さぶっていかないと点取れないだろうから大事だと思う。成功率が高くないとサインも出せない」と語った。



　齊藤明雄氏は、4回に阿部寿樹が3年ぶりの盗塁成功となった場面を取り上げ「足の速い人だけでなくベテランまで走っている。徹底しているんじゃないかなという感じがする」と分析した。



☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』