シャープ、4K対応有機ELテレビ「AQUOS QD-OLED」(HS1ライン)と「AQUOS OLED」(HQ1/HQ2ライン)を発売 シャープは、4K対応有機ELテレビ「AQUOS QD-OLED」(HS1ライン)を5月31日に、「AQUOS OLED」(HQ1/HQ2ライン)を6月21日に発売する。42V型〜65V型の計8機種をラインアップし、いずれも価格はオープン。
その他の画像はこちら ●HS1ラインに最新世代「量子ドット有機ELパネル」を搭載
「HS1ライン」は、最新世代の量子ドット有機ELパネルを搭載し、輝度性能を最大限に引き出す独自の放熱構造とパネル駆動回路によって、輝きが同社の従来機種(GS1ライン)と比較して約2倍に向上した。
有機ELの青色光を、純度の高い3原色(赤・緑・青)に変換する量子ドット技術と合わせることで、卓越した輝きと色彩を表現でき、音楽ライブの照明演出や満天の星といった、漆黒に浮かぶ細かなきらめきを鮮明に映し出せる。また、ドラマやバラエティといった全体が明るい映像も、色鮮やかに表現する。
「HQ1ライン」は、つややかな黒と輝きの表現を可能にする高輝度「S-Brightパネル」を採用している。
「HS1ライン」にはAIプロセッサを採用した新開発の画像処理エンジン「Medalist S6X」、「HQ1/HQ2ライン」には「Medalist S6」を搭載し、映像に合わせて画質と音質をおまかせで自動調整するとともに、新機能「空間認識AI」によって各被写体の前後関係を認識することで、明暗と精細感を自動で補正する。近くの被写体はくっきりとコントラストを高め、遠くの風景や建物などは自然なままに描き分けられるため、奥行きのある臨場感豊かな映像表現が可能になる。
また、コンテンツに応じて音の広がりや聞きやすさを自動で整える音質モード「AIオート」を強化しており、別売の外付けHDDに録画した番組の1.5/2倍速再生時に、人の声をクリアに調整できる。
さらに、必要なエリアのみ発光させる有機ELパネルの特性に加えて、より緻密に輝度をコントロールすることによって消費電力量を低減して、7機種において省エネ目標基準値100%を達成した。リモコンは、低消費電力のBluetooth方式を新たに採用したことで電池寿命が約2倍に向上している。
そのほか、リモコンでの簡単な操作でニュースや天気予報、ショッピングサイトなどをテレビの大画面で閲覧可能な「SleipnirTV ウェブブラウザ」、サイバーセキュリティーソフト「ESET SMART TV SECURITY」、テレビで手軽に視力チェックができる独自アプリ「めめログ」が利用可能で、約0.83mm秒の低遅延を実現し大画面でのゲームプレイをサポートする。また、ゲームプレイ時に操作しやすい画面サイズと位置が選べる「リサイズ機能」を備えている。