レジェンド漫画家・わたなべまさこ、96歳の近影に大反響 気品ある姿に「先生の絵を毎日模写してました」

0

2025年05月16日 13:43  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

『聖ロザリンド』
 『ガラスの城』『聖ロザリンド』などで知られるレジェンド漫画家・わたなべまさこ氏の公式Xが16日に更新され、96歳の誕生日を迎えたことを報告し、オフショットが公開された。

【写真】気品ある96歳!姿が美しい…レジェンド漫画家・わたなべまさこ

 Xでは「運営より 本日、わたなべまさこ先生の96歳のお誕生日です。これからもよろしくお願いします」と報告され、「まさこ先生ご本人より スイーツで一番好きなのはシュークリームです。誕生日にいただくわ〜」とコメントが寄せられた。

 投稿された写真では笑顔で元気な様子を見せるわたなべ氏の姿を見ることができる。これに「3800いいね!」が付く大反響で、ファンは「私の人生は子どもの頃からずっと先生の作品と共にあります。まだ海外に行くのが自由ではなかった時代に、先生が描かれるヨーロッパの華麗な世界にどれほど憧れたことか」「白でまとめていらして相変わらずお可愛らしい。お元気なお写真ありがとうございます。これからもお達者で!」。

 「子どものころ。近所の女の子の家で、わたなべまさこ先生の玉藻の前の出てくる漫画を読みました。あんなに怖かった少女漫画は、生まれて初めてでした。なつかしい思い出です」「聖ロザリンドの衝撃は今も忘れません」「私が幼い頃先生の絵を毎日模写してました。特にドレスのフリル、リボンの描き方、服のボリュームの描き方をマスターし後にファッションの専門学校時に大いに役立ちました。今でも得意にしてます」などと反応している。

 わたなべ氏は、1929年生まれで、1952年に少女漫画家としてデビュー。『ガラスの城』『聖ロザリンド』といった欧米を舞台にした名作少女漫画を数々生み出し、『悪女シリーズ』などで日本を舞台にした愛憎ミステリーの新境地を開拓した少女漫画界のレジェンドとして知られている。

 数々の漫画賞を受賞し、『悪女シリーズ』やテレビドラマ化された『独りまつり』など、愛憎ミステリーの名作を世に送り出すと、2002年『第31回日本漫画家協会賞』として文部科学大臣賞を受賞、2006年の旭日小綬章を女性の漫画家として初めて受勲した。

 また、2020年にはデビュー67年、91歳を迎えたタイミングで完全新作『秘密−ひめごと−』を、少女・女性向け漫画アプリ『マンガMee』で週刊連載としてスタートさせ、「91歳の現役漫画家」として大きな話題となった。

    ランキングゲーム・アニメ

    前日のランキングへ

    ニュース設定