ニコラ・フォルミケッティがM·A·Cのグローバルクリエイティブディレクターに就任

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2025年05月16日 14:41  Fashionsnap.com

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インスタグラムより


 「M·A·C(メイクアップ アート コスメティックス)」が、ファッションデザイナーのニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)をグローバルクリエイティブディレクターに起用する。5月19日付けで同職に就く。

 ニコラは静岡県沼津市出身で、イタリア人の父と日本人の母を持ち、日本で12年間生活した経験を持つ。レディー・ガガ(Lady Gaga)の“生肉ドレス”を手掛けたことで一躍有名となり、ガガのスタイリストを5年間務めた。「ユニクロ(UNIQULO)」のクリエイティブファッションディレクターとして世界展開拡大にも携わった。「ミュグレー(MUGLER)」のクリエイティブディレクターや「ディーゼル(DIESEL)」のアーティスティックディレクターとして活躍。一方で、自身のブランド「ニコパンダ(NICOPANDA)」を立ち上げ、同ブランドでM·A·Cとコラボレーションを果たしている。
 また、「FREE MAGAZINE」の創刊、「VOGUE HOMMES JAPAN」のファッションディレクター、米「ハーパース バザー(Harper’s BAZAAR)」などマガジンでも経験を積み、直近では、「V Magazine」のファッション・ディレクター・アット・ラージに就任した。
 ニコラは投稿の中で、「美は常に私のクリエイティブな旅の重要な部分であり、M·A·Cは初期のキャンペーン活動から素晴らしいビバ グラム(VIVA GLAM)プロジェクト、ニコパンダのビューティコレクションの立ち上げまで、重要な役割を果たしてくれました。M·A·Cは常に私たちのコミュニティに対して、探求し、挑戦し、創造性を発揮するための場を提供してくれました。そして今、私はこれまで学んできたすべてのことを、本当にエキサイティングなものへと注ぎ込む機会を得ました。M·A·Cとエスティ ローダー グループのチームと共に美の未来を形作っていくことを楽しみにしています。これからの旅はきっと楽しいものになるでしょう!」と意気込みを語っている。
 今後同氏はクリエイティブヴィジョンの戦略やコンセプト化、キャンペーンやソーシャルメディアプラットフォーム、製品開発、パッケージング、没入型の小売体験にいたるまで多角的に携わり、ブランドのグローバルなイメージとインパクトを高めていく。
 シニアバイスプレジデント兼グローバルチーフマーケティングオフィサーのAïda Moudachirou-Réboisは、「ニコラは一世代に一人のクリエイティブ人材であり、私たちとそのグローバルコミュニティの大胆で恐れを知らないエネルギーを完璧に体現しています。私たちの消費者と同様に、ニコラは情熱的で表現力豊かであり、境界を押し広げる方法を知っています。彼の就任はアーティストリーの祝福であるだけでなく、時代に即した関連性、創造性、真正性をもって消費者に奉仕するという私たちのコミットメントの反映でもあります。彼はブランドを次の興奮の章へと導くのに完璧なクリエイティブディレクターです」と期待を寄せている。

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