
■スペインリーグ ラ・リーガ第37節 レアル・ソシエダ3ー2 ジローナFC(日本時間19日 レアレ・アレーナ)
スペインリーグ1部、久保建英(23)が所属するレアル・ソシエダは、今シーズン限りで退任するイマノル・アルグアシル監督(53、スペイン)のホーム最終戦となった。
3年間指導を受けた恩師に勝利を届けたい久保は、1-1の同点で迎えた前半18分に、ペナルティーエリア内で後ろから相手に足を蹴られPKを獲得する。これをミケル・オヤルサバル(28、スペイン)が落ち着いて決め勝ち越すと、アルグアシル監督と熱い抱擁をかわした。
その直後には久保がこぼれ球を拾い左足で強烈なシュートを放つも、相手ゴールキーパーが横っ飛びで弾き、得点ならず。さらにフリーキックのクリアボールをダイレクトボレーで合わせるが、またもゴールキーパーに防がれた。
久保は得点、アシストともになかったものの、2試合連続フル出場。レアル・ソシエダは3-2で7試合ぶりの勝利し、アルグアシル監督のホーム最終戦に花を添えた。
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試合後には久保をはじめとする選手たちから胴上げをされたアルグアシル監督。最前列にいたホームのサポーターとハイタッチをしながら場内を周り、選手とサポーターに温かく送り出された。
次節は今シーズン最終戦。レアル・ソシエダは日本時間26日(月)にアウェーでレアル・マドリードと対戦する。