九電、次世代革新炉の設置検討=35年までの経営ビジョン発表

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2025年05月19日 22:01  時事通信社

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時事通信社

 九州電力は19日、2035年までの経営ビジョンを発表し、従来の原発より安全性を高めた次世代革新炉の開発・設置を検討する方針を示した。具体的な時期や、設置場所については未定としている。

 政府が2月に閣議決定したエネルギー基本計画は、電力会社が廃炉を決めた場合、その原発とは別の敷地内で新たな原発を設置することを認めた。九電は、川内原発3号機(鹿児島県)の増設計画を東日本大震災以降は凍結。玄海原発1、2号機(佐賀県)の廃炉分で、川内の増設を進めることが有力だ。 
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