クラブW杯は雪辱を果たす舞台? ベリンガム「今季は低迷したからこそ、タイトルを獲らなければ」

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2025年05月20日 04:30  サッカーキング

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セビージャ戦ではゴールも決めたベリンガム(手前) [写真]=Getty Images
 ラ・リーガ第37節が18日に行われ、レアル・マドリードはセビージャを2−0で下した。試合後、レアル・マドリードに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムがスペインメディア『マルカ』を通して、今季の悔しさを露わにするとともに、6月に開幕を控えたFIFAクラブワールドカップ2025に向けた意気込みを口にした。

 前節終了時点で、“宿敵”のバルセロナにタイトルを譲り、今季のラ・リーガを2位で終えることが確定しているレアル・マドリード。今節はセビージャの本拠地『ラモン・サンチェス・ピスフアン』に乗り込んだ。

 試合はセビージャが後半立ち上がりまでに2名の退場者を出すなど、レアル・マドリードにとって優位な状況が生まれたものの、終盤までゴールネットが揺れることなく時計の針は進む。それでも、75分にフランス代表FWキリアン・エンバペの4試合連続ゴールで均衡を破ると、87分にはベリンガムが追加点を押し込み、2−0で勝利した。

 試合後、インタビューに応じたベリンガムは、今季のタイトル争いを振り返り、「良い形でシーズンを終わらせたかったし、そのためには優勝が必要不可欠だったんだ」とコメント。だが、結果としてはラ・リーガで2位に終わっただけでなく、チャンピオンズリーグ(CL)ではベスト8敗退、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)でもバルセロナにタイトルを開け渡す結果となり、「いつだってタイトルは目指さなければならないものだから、この結果は、正直に言って、ちょっと寂しいね」と心境を明かした。

 一方で、レアル・マドリードは6月14日から7月13日まで開催されるFIFAクラブワールドカップ2025への参戦が決まっており、クラブにとっては“有終の美”を飾るチャンスが残されている。就任が決定的だと報じられているシャビ・アロンソ新監督体制で臨むと見られる同大会に向けて、ベリンガムは次のように意気込んだ。

「まだ異なるタイトルを獲るチャンスが残されている。僕らはタイトルを獲らなければならないし、このチャンスがあることは、非常に重要だね。チームとクラブの夢でもある。今季は少し低迷してしまったからこそ、優勝したいんだ」

 レアル・マドリードはFIFAクラブワールドカップ2025でグループHに組み込まれており、現地時間18日にアル・ヒラルと、同22日にパチューカと、同26日にザルツブルクと対戦する。


【ハイライト動画】マドリーはエンバペ&ベリンガム弾でセビージャ撃破


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