三笘薫、リヴァプール相手の同点弾でプレミア“二桁”達成! 右SBを務めた遠藤航とのマッチアップも実現

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2025年05月20日 06:31  サッカーキング

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リーグ戦10ゴール目を記録した三笘薫 [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第37節が19日に行われ、ブライトンとリヴァプールが対戦した。

 ここまで36試合を消化したリーグ戦で25勝8分3敗を記録し、勝ち点「83」の首位に立つリヴァプール。先月27日に4試合残して5シーズンぶり通算20回目のプレミアリーグ制覇を達成した同クラブだが、以降の2試合は未勝利が続いている。対するは、現在3試合負けなしの9位ブライトン。わずかに残す来季の欧州大会出場に向けて8位フィニッシュを目指すなか、今季のホームラストマッチに臨む。なお、ブライトンに所属するMF三笘薫とリヴァプールに所属するMF遠藤航は、ともにベンチスタートとなった。

 立ち上がりから激しい攻防を見せる一戦は、9分にリヴァプールがスコアを動かす。ポゼッションでブライトンを押し込みつつ、ハーフウェイライン付近でボールを持ったドミニク・ソボスライが右サイドに展開。モハメド・サラーがワンタッチで内側のコナー・ブラッドリーに繋ぐと、巧みなドリブルでマーカーを剥がしながらボックス内に侵入する。深いエリアまで運んでマイナスに折り返し、走り込んできたハーヴェイ・エリオットがシュート。幸先よく先制に成功した。

 一方のブライトンも、32分にセンターサークル内でボールを受けたアダム・ウェブスターが鋭い縦パスを供給。最前線のダニー・ウェルベックがダイレクトで落とし、ブラヤン・グルダもワンタッチで最終ラインの裏へと浮き球のスルーパスを出す。タイミングよくヤシン・アヤリが抜け出すと、難しいボールをトラップで収めて右足を一振り。冷静にグラウンダーでゴールへ流し込み、ホームチームがスコアを振り出しに戻した。

 仕切り直しとなったゲームだったが、前半アディショナルタイムに再びアウェイチームが先行する。ドリブルで仕掛けたブラッドリーがペルビス・エストゥピニャンに倒され、リヴァプールが敵陣右サイドでフリーキックを獲得。キッカーの位置に立ったソボスライが軽く触れ、同じくボールの前に立ったエリオットからペナルティエリア右角でパスを受け直す。フリーの状況で落ち着いてシュートを放つと、狙いすましたコントロールショットがゴールイン。芸術的な一撃で勝ち越し弾を挙げた。

 後半も序盤からオープンな時間が続き、51分にブライトンがボックス手前でフリーキックを奪取。ウェルベックが壁の脇を通す強烈なシュートをお見舞いする。直接狙ったボールは枠を捉えたものの、リヴァプールの守護神アリソンがビッグセーブ。54分にはコーディ・ガクポのラストパスをサラーがフリーで合わせるが枠外へ。両チーム互いに大きな決定機を仕留め切ることができない。

 1点を追うなか、ブライトンは65分に三笘がピッチへと投入された。すると、69分に日本人アタッカーが結果を残す。ブライトンがゴールキックからのビルドアップで前進し、ピッチ中央を持ち運んだカルロス・バレバが左サイドの三笘に配球。細かいタッチでマーカー2枚を引きつけつつ、相手選手のギャップを通しながらボックス内にパスを出す。ウェルベックのシュートはGKに弾かれたものの、こぼれ球を三笘が左足のボレーで叩き込み、貴重な同点弾をマークした。

 77分からは遠藤も交代でピッチに登場。右サイドバックに配置されたことで、三笘との“日本人マッチアップ”が実現する。そんななか、85分に途中出場のジャック・ヒンシェルウッドが逆転弾をゲット。結局、そのまま試合は3−2で終了し、ブライトンが勝利した。次節(最終節)は25日に行われ、ブライトンはアウェイでトッテナムと対戦。リヴァプールはホームでクリスタル・パレスと対戦する。

【スコア】
ブライトン 3−2 リヴァプール

【得点者】
0−1 9分 ハーヴェイ・エリオット(リヴァプール)
1−1 32分 ヤシン・アヤリ(ブライトン)
1−2 45+1分 ドミニク・ソボスライ(リヴァプール)
2−2 69分 三笘薫(ブライトン)
3−2 85分 ジャック・ヒンシェルウッド(ブライトン)

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  • いい意味でヤーパン人らしく無いプレーをやるね (´・Д・)」 今までのヤーパン選手はゴール前でシュートせずパス回しして守備を固められてたからの
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