「ニーズとシーズが大事」愛子さま 切望された現地団体とご懇談…大学生ボランティアたちが明かした“神フレーズ”

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2025年05月21日 06:10  web女性自身

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愛子さまは5月18日、初めて能登半島地震の被災地である石川県・七尾市を訪れ、復興状況を視察された。「和倉温泉お祭り会館」では、金沢大学のボランティアサークルに所属する学生たちとご交流された。



「愛子さまは昨年9月に七尾市と志賀町を訪問される予定でしたが、直前の豪雨災害で取りやめられています。この当時、学生ボランティア団体との懇談される予定はありませんでしたが、今回のご訪問では愛子さまたってのご希望で、ボランティア活動に従事する学生たちとのご懇談がセッティングされたと聞いています」(宮内庁関係者)



2011年の東日本大震災をきっかけに発足したという「金沢大学ボランティアさぽーとステーション」は、昨年1月に起きた能登半島地震以降、地元大学の団体として精力的に被災地で活動を行っている。



「愛子さまからのご質問は、私たちの学年やサークルに入った理由などの簡単なものから、実務的で専門的な内容のものまでさまざまでした」



こう話すのは、「金沢大学ボランティアさぽーとステーション」の副代表を務める間山春太郎さん(19)。自分が助けを求める人の力になれるならと思いサークルへの参加を決め、1年1か月が経った。



「ボランティア活動をしていると、実際に行っている支援と被災者の方々の間に、“本当に必要とするもの”という部分で、認識の差があると感じたことがありました。



私がそのことで悩んでいることを愛子さまにお話しすると、『ニーズ(ボランティアの受け取り手が必要としているもの)とシーズ(技術やノウハウ、ボランティア自身)が大事だと、職場で何回も教えていただきました』とおっしゃられていました。



日本赤十字社(以下、日赤)でボランティアのお仕事に携わられていることもあり、被災者がなにを必要としているのかをよく理解されているようでした」(間山さん)



愛子さまは学習院大学にご在学時から福祉分野についてのご関心が高く、現在は日赤の嘱託職員として、日常的にボランティアの育成・研修に関わられている。場所は違っても、愛子さまはボランティア活動に関わる“同志”たちを、励まそうとお考えになっていたのだろう。



被災者への傾聴活動や街頭募金など、10か月間にわたって被災地でのボランティア活動に取り組んできたという湯澤実柚さん(19)は、愛子さまとの懇談をこう振り返った。湯澤さんは、間山さんと同じく副代表を務めている。



「愛子さまとお話しするのはかなり緊張しましたが、励みになるお言葉をたくさんかけていただきました。もっとも印象に残ったのは、愛子さまとこの活動についてお話ししている際にかけていただいた、『こういう活動をする方たちが増えれば、世界が平和になりますね』というお言葉です」



「世界平和」というお言葉は、先日愛子さまが大阪・関西万博のシンガポール館を視察された際、自分の夢を描きこむモニターにもつづられている。日本や世界のボランティアと力を合わせ、被災地の復興、あらゆる人々の苦しみが癒されていくことを、愛子さまは日々願われているのだろう――。

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