本拠地最終戦を終えたデ・ブライネ [写真]=Getty Images 今季限りでマンチェスター・シティを退団するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが、感謝を口にした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
プレミアリーグ第37節延期分が20日に行われ、マンチェスター・シティはボーンマスと対戦。14分にオマル・マルムーシュが先制点を決めると、38分にはベルナルド・シウバが追加点をマーク。その後、お互いに退場者が出る展開となったが、89分にニコ・ゴンサレスがダメ押しゴールを決め、試合終了間際に失点したものの、3−1で勝利し、再び3位に浮上した。
契約満了に伴い、10年在籍したマンチェスター・シティを今季限りで離れるデ・ブライネは、本拠地『エティハド・スタジアム』での最終戦で先発出場を果たし、10人となった際の69分までプレーを果たした。
試合後には退団セレモニーが行われ、妻や子どもたちとピッチに立ったデ・ブライネは「マンチェスターはホームであり、この小さな子どもたちが生まれた場所でもある。妻と長くいるためにここに来たけど、10年もここにいるとは思ってもいなかった」と語りながら、次のように続けた。
「僕たちはすべてを勝ち取り、クラブを大きくしてきた。そして今、彼ら(チームメイト)が後を継ぐことになる。このチームは間違いなく、さらなる成功を収めるだろう。今年は少し厳しい年だったことを理解しているけど、このチームは皆からの応援に値するものだと思っている。彼らは本当に懸命に努力していて、来年はすべてのタイトルをかけて戦うチームになると思う」
また、試合後にもデ・ブライネは『スカイスポーツ』で「ここで過ごした10年は信じられないほど素晴らしいものだった。信じられないほど素晴らしい経験であり、本当に喜びだった」と感謝を口にした。
「人々に喜びをもたらし、攻撃的でクリエイティブなフットボールをしたいと思っていた。それがピッチに立つ理由であり、楽しみたいと思っていた。この10年間、僕たちは本当に楽しかったと思う。一生懸命努力して、クラブを以前よりもずっと良いものにしてきたことは喜びだった。本当に誇りに思うよ」
【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsボーンマス