来季プレミアからは10チームが欧州大会出場の可能性…8位ブライトンの出場条件とは?

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2025年05月21日 16:14  サッカーキング

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大混戦となっているプレミアリーグ [写真]=Getty Images
 プレミアリーグでは来シーズン、最大で10チームが欧州大会に出場する可能性が残されている。20日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 昨年8月に開幕した2024−25シーズンのプレミアリーグも今月25日に最終節を迎える。すでにリヴァプールの優勝や降格する3チームが決定している一方で、来季の欧州大会出場権を巡る争いは最終節まで大混戦となっているなか、日本代表MF三笘薫が所属する8位ブライトンや9位ブレントフォードまで欧州大会に出場できる可能性が残る状況となっている。

 来季のチャンピオンズリーグ(CL)にはプレミアリーグを今季5位以内で終えたチームまでが出場することが可能となっており、リヴァプールとアーセナルがCL出場を決めているなか、マンチェスター・シティ、ニューカッスル、チェルシー、アストン・ヴィラ、ノッティンガム・フォレストのうち3チームが出場権を獲得する。

 さらに、21日に行われるヨーロッパリーグ(EL)決勝は、プレミアリーグで16位マンチェスター・ユナイテッドと17位トッテナムが対戦することとなっており、この試合の勝者にもCL出場権が与えられるため、来季は6チームがCLに出場することが確定している。

 また、マンチェスター・シティとのFAカップ決勝を制した日本代表MF鎌田大地が所属する12位クリスタル・パレスは、クラブ史上初の主要タイトルを獲得したことで、EL出場権を獲得しており、ヨーロッパの主要大会にクラブ史上初めて出場することが決定している。

 不透明となっているのはELとUEFAカンファレンスリーグ(ECL)の出場権の行方で、今季のカラバオ・カップを制したニューカッスルは少なくともECLの出場権を獲得しているが、現在4位に位置していることから、5位以内で終えた場合にはCL、6位で終えた場合にはELに出場することになる。

 また、現在5位のチェルシーは28日にベティスとのECL決勝を控えており、勝者にはEL出場権が与えられるものの、ニューカッスルと同様にCLに出場する可能性があり、この動向によって現在は9チームに与えられている来季の欧州大会出場権が、10チームになる可能性がある。

 その条件とは、チェルシーがECLで優勝し、7位でリーグ戦を終えた場合、プレミアリーグを8位で終えたチームにECL出場権が与えられる。さらに、チェルシーがECLで優勝して6位となった上で、ニューカッスルが7位になった場合にも、同様に8位に欧州大会の出場権が与えられる状況となっている。

 一方、チェルシーがECL決勝で敗れた場合や、自ら5位以内に入ってCL出場権を獲得した場合には状況はより明確になり、プレミアリーグで5位以内のチームとEL優勝チームがCLに出場し、6位とクリスタル・パレスがELに出場するほか、7位に終わったチームがECL出場権を手にすることになる。

 なお、勝ち点「58」で現在8位のブライトンは9位ブレントフォードと勝ち点「3」差となっているため、トッテナムとの最終節を引き分け以上で終えれば、8位フィニッシュを確定することができる状況となっているが、果たして来季プレミアリーグからリーグの半数となる10チームが欧州大会に出場することはあるのだろうか。

 欧州大会出場がかかる上位勢の順位表と25日に行われる最終節の対戦カードは以下の通り。

■順位表
※カッコ内は勝ち点/得失点差
1位 リヴァプール(83/+45)
2位 アーセナル(71/+34)
3位 マンチェスター・シティ(68/+26)
4位 ニューカッスル(66/+22)
5位 チェルシー(66/+20)
───────CL出場圏───────
6位 アストン・ヴィラ(66/+9)
───────EL出場圏───────
7位 ノッティンガム・フォレスト(65/+13)
───────ECL出場圏───────
8位 ブライトン(58/+4)
9位 ブレントフォード(55/+9)

■プレミアリーグ最終節の対戦カード
※欧州大会出場の可能性を残すチームのみ

フルアム vs マンチェスター・シティ
ニューカッスル vs エヴァートン
ノッティンガム・フォレスト vs チェルシー
マンチェスター・ユナイテッド vs アストン・ヴィラ
トッテナム vs ブライトン
ウルヴァーハンプトン vs ブレントフォード

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