
■MLB ドジャース 4×ー3 ダイヤモンドバックス(日本時間21日、ドジャースタジアム)
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ドジャースの山本由伸(26)が本拠地でのダイヤモンドバックス戦に今季10度目の先発、7回、110球を投げて、被安打1、奪三振9、四死球2、失点0。9回に中継ぎ陣が追いつかれて6勝目とはいかなかったが、チームは延長10回にサヨナラ勝ちを収め、連敗を4で止めた。
7回1安打無失点と好投した山本は「逆転されましたけど、最後まで打線がつながって、何とか全員で勝てたのですごくいい試合だったと思います」と自身の6勝目は逃したが、チームの勝利に喜びを表した。
「カーブだったりカットボールだったり、ウィル(スミス)が上手く考えて配球してくれたので、とにかくリードを信じて投げていきました」とバッテリーを組んだW.スミス(30)への感謝を口にした。
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ノーヒットノーランは意識したのかという質問には「やっぱり9イニングはすごく遠いので。130球くらい投げられたら別ですけど(笑)、球数もまあまあ、ちょいちょいいっていたので、とにかく目の前の打者に集中して投げていました」とNPBでは2022年、2023年にプロ野球史上3人目となる2年連続ノーヒットノーランを達成した山本も笑顔で謙遜していた。
7回、2死一、三塁のピンチを迎えて球数も100球を越えていたが「四球を出した後、監督の方を見たら出てきていなかった。もちろん自分もいく気でいましたし、最後の打者に向かって思い切り向かっていけたかなと思います」と話し、D.ロバーツ監督(52)は“エースだ”と褒めていたことについては「そう監督に言っていただけるのはすごくうれしいですし、そういった期待に応えられるような活躍をしていけたらいいなと思います」と口にした。
そして、本拠地での“ヨシ”コールには「歓声はたくさん聞こえました」と満面の笑みを浮かべて答えた。