ドジャース延長13回の死闘制し3連勝!雨で約1時間半中断&9回同点の悲劇も執念、大谷は2戦ぶりヒット→観客帰り始めるもまさかの日付またぐ激戦に

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2025年05月24日 14:44  TBS NEWS DIG

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■MLB メッツ 5ー7 ドジャース ※延長13回タイブレーク(日本時間24日、シティ・フィールド)

ドジャースは延長戦の死闘を制し3連勝。試合は降雨による約1時間半の中断を挟み、さらには3点リードの9回に同点に追いつかれて延長戦になるなど、タフな展開となったがドジャースが執念の粘りをみせた。

9回裏から毎回続いたサヨナラピンチを再三凌ぐと、延長13回にT.ヘルナンデス(32)のタイムリーなどで勝ち越しに成功。試合は日付をまたぎ午前1時前に終わり、開始から6時間近い大熱戦も価値ある1勝を手にした。大谷翔平(30)は“1番・DH”で出場し、5打数1安打(1三振、1四球)で、9回に2戦ぶりのヒットをマーク。

この日は試合前から雨が強く降る中、大谷の第1打席は、エンゼルス時代のチームメイトだったG.キャニングを相手に、カウント2-2から6球目のスライダーに詰まり投ゴロ。

3回の第2打席は1死一塁の場面で四球を選んだ。その後、M.ベッツ(32)が右中間へライナー性の打球を放つと、捕球しようとしたセンターのT.テイラーとライトのJ.ソトが交錯し、宙に浮いた球をテイラーが素手でキャッチ。大谷は雨で濡れた一塁ベースに足を滑らせながらも、二塁へタッチアップ。二塁走者のM.コンフォート(32)も三塁へ進んだが、スタートが早いのではないかとメッツ側がチャレンジ。

判定は覆らず両者ともにタッチアップが認められ、プレーは続行。だが再び雨が強く降り始め、F.フリーマン(35)の打席中にカウント3-1の時点で試合は一時中断。約1時間35分後に再開し、フリーマンは四球で2死満塁のチャンスを作ると、W.スミス(30)のショートへの内野安打、T.ヘルナンデスの2点タイムリーで3−0と先制した。

直後の3回、この日先発のC.カーショウ(37)から代わったM.サウワー(26)がB.ベイティのソロ本塁打を許し、1点を返された。4回にも1死三塁からアロンソのライトへのフライから、T.ヘルナンデスの本塁への好返球でサードランナーのタッチアップ失敗に思えたが、三塁手M.マンシー(34)の走塁妨害の判定で生還が認められ3-2と1点差。だが、5回に2死一・二塁からマンシーとA.パヘス(24)の連続タイムリーで5-2と再び突き離した。

大谷の4回の第3打席はカウント2-2から空振り三振、6回の第4打席は初球を打って一ゴロに倒れた。

試合は硬直した展開で、5-2のまま迎えた9回、大谷の第5打席は、1死無走者の場面で6番手カブレラを相手に、4球目の内角ストレートを上手く弾き返し、ライト前ヒットを放った。2戦連続ノーヒットは阻止し、終盤に快音を響かせた。その後、雨も降るせいか、スタンドの観客が帰りはじめ、客席がまばらに。大谷はベッツの打席で盗塁を試みるが失敗。今季4度目の盗塁死に。

だが3点リードのまま迎えた9回裏、T.スコット(30)が1死一・二塁から連続タイムリーを浴びてしまい、5-5で試合は振り出しに。代わったA.ベシア(29)が後続を抑えてサヨナラを阻止するも延長戦に突入。10回のドジャースは無死満塁のチャンスを作ったが、T.ヘルナンデスが一ゴロ、M.マンシーが併殺打で無得点。

その裏は続投のベシアが空振り三振を奪ったところで交代。続くL.トリビーノ(33)がマルテに死球を与えるなど、2死二・三塁のピンチもP.アロンソを中飛に打ち取った。

11回は2死満塁で代わったL.ガルシア(38)がアクーニャを三ゴロで抑え、12回は1死満塁も併殺打で切り抜けた。13回は無死二塁から先頭T.ヘルナンデスが値千金のタイムリーをレフトに放ち6-5。さらにキム ヘソン(26)がヒットでつなぐと、A.パヘスの犠飛で7-5と2点リード。最後は続投のガルシアが3人で締めてゲームセット。執念の勝利をつかみ、ガルシアが今季2勝目を挙げた。

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