菅原由勢が6試合ぶりの出場もアーセナルがサウサンプトンにしっかりと勝利を収め3年連続2位フィニッシュ

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2025年05月26日 03:13  サッカーキング

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アーセナルが3年連続2位フィニッシュ[写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第38節が25日に行われ、サウサンプトンとアーセナルが対戦した。

 一斉開催となった最終節。今シーズンも2位でのフィニッシュが濃厚となっているアーセナルと、最下位でチャンピオンシップ(イングランド2部)への降格が決定しているサウサンプトンの高いとなった。

 サウサンプトンの菅原由勢は6試合ぶりの出番をもらい先発出場。GKアーロン・ラムズデールは古巣対戦となった。アーセナルは負傷離脱中の冨安健洋はベンチ外、今シーズン限りで退団が濃厚とされているキーラン・ティアニーがセンターバックで先発出場。また、デクラン・ライスが初めてキャプテンマークを巻いてピッチに立つこととなった一方で、累積警告によりミケル・アルテタ監督がベンチ外となった。

 順位に大きな差がある中で序盤にゴールに迫ったのは、ウィル・スティル監督の就任が発表されたホームのサウサンプトン。対するアーセナルは、しっかりとボールを保持して時間をかけて崩しにいく形となる。

 時間の経過とともにアーセナルが押し込む形に。24分にはガブリエウ・マルティネッリのクロスをミケル・メリーノがヘディングで合わせるなど、ゴールに迫っていく。

 サウサンプトンは5枚のブロックを作って対抗し、アーセナルになかなか良い形でチャンスを作らせない。それでもアーセナルは43分、右サイドを崩すと、オーバーラップしたベン・ホワイトのクロスをティアニーがダイレクトで蹴り込みアーセナルが先制。チーム全員でティアニーのゴールを祝福した。

 アーセナルは1点リードしたまま後半を迎えたが、サウサンプトンが反撃。56分、左CKからのクロスをロス・スチュワートがヘディングで合わせて同点に追いつく。

 セットプレーから得点を奪ったサウサンプトン。アーセナルは主軸をピッチに送り出し、71分には負傷離脱していたカイ・ハヴァーツが2月以来の復帰を果たした。

 すると89分、バイタルエリアでのパス交換からマルティン・ウーデゴーアが左足の低空ミドルを蹴り込みアーセナルが勝ち越しに成功。そのまま1ー2で勝利を収め、3年連続のプレミアリーグ2位フィニッシュ。今シーズンは1試合2点以下の失点に抑える結果を残したが、無冠に終わってしまった。

 最終節に先発フル出場した菅原は、プレミアリーグ初挑戦のシーズンで16試合に先発起用されるなど、30試合に出場し1得点を記録してシーズンを終えている。

【スコア】
サウサンプトン 1−2 アーセナル

【得点者】
0ー1 43分 キーラン・ティアニー(アーセナル)
1ー1 56分 ロス・スチュワート(サウサンプトン)
1ー1 89分 マルティン・ウーデゴーア(アーセナル)
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