ヴィラ主将、“先制点取り消し”の判定に不満爆発「あのタイミングで笛を吹くのは受け入れがたい」

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2025年05月26日 04:14  サッカーキング

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マンチェスター・ユナイテッドvsアストン・ヴィラの一幕 [写真]=Getty Images
 アストン・ヴィラに所属するスコットランド代表MFジョン・マッギンが、マンチェスター・ユナイテッド戦での判定に不満を示した。25日、イギリスメディア『スカイ』がコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第38節(最終節)が行われ、アストン・ヴィラは敵地でマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。前節終了時点で19勝9分9敗を記録し、勝ち点「66」の6位で最終節を迎えたアストン・ヴィラ。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指すアウェイチームだったが、前半終了間際にGKエミリアーノ・マルティネスが決定機阻止により一発退場となると、数的不利のなかで76分にアマド・ディアロから先制点を奪われてしまう。87分にはPKでクリスティアン・エリクセンに追加点を決められ、ゲームは2−0で終了。敗れたアストン・ヴィラは6位フィニッシュが確定し、5位ニューカッスルと同勝点ながら得失点差でCL出場権を逃した。

 この一戦で大きなターニングポイントとなったのが、73分にアストン・ヴィラに訪れたビッグチャンスのシーンだ。ハリー・マグワイアがロングフィードの処理を誤り、頭で後方に逸らしたボールがボックス内に向かう。飛び出してきたマンチェスター・ユナイテッドGKアルタイ・バユンドゥルがキャッチを試みるが、手から離れたボールをモーガン・ロジャーズが突く。こぼれ球をロジャーズが無人のゴールに蹴り込み、アストン・ヴィラが先制かと思われたが、これはファウルの判定に。また、イギリスメディア『BBC』によると、ボールが枠内に入る前に主審が笛を鳴らしたためVARの介入が不可能になった模様。これにより決定機を逃したアストン・ヴィラは直後に先制を許し、結果的に敗戦を喫することになった。

 試合後のインタビューに応じたマッギンは、「ロッカールームの誰も、そして見ていた人たちも僕たちが勝利に値するとは思っていないはずだ。マンチェスター・ユナイテッドの方が良いチームだった」と述べた一方、「たが、あの判定は信じられない。VARが導入されたとき、誰もが正しい判定を求めていた。ルールだとはわかっているが、それでも受け入れるのは本当に難しい。特に、僕たちへの影響を考えるとね」とコメント。「あのタイミングで笛を吹くのは受け入れがたい。CL出場に必要なのは、たった1ポイントだったんだ」と先制点取り消しの要因となった判定に不満を爆発させている。

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