
■米女子ゴルフ メキシコ・リビエラ・マヤ オープン最終日(メキシコ、エル・カマレオンGC、6583ヤード、パー72)
今季から米女子ツアーに挑戦している岩井千怜(22、本田技研)がメキシコ・リビエラ・マヤ オープン最終日で7バーディ1ボギーの「66」をマーク、トータル12アンダーで逆転し、米ツアー参戦8試合目にして初優勝を手にした。
トップと1打差の2位、米ツアー初の最終日最終組でスタートした岩井千怜、今季日本ツアーの初戦となったダイキンオーキッドレディスは1打差の2位でスタートし、逆転で大会連覇を達成した。この試合も1打差2位のスタート。
1番・376ヤードのパー4、セカンドショットで約7mと距離を残したが、このバーディパットをしっかり沈めて幸先の良いスタート、トップのJ.べ(23、アメリカ)と2位タイのチャン ヤフイ(19、中国)が共にボギーを叩き、岩井千怜が首位に立った。
2番・414ヤードのパー4は岩井千怜はパーをセーブ、J.べはここでもボギーを叩き、トップとは2打差となった。岩井千怜は3番360ヤードのパー4、4番126ヤードのパー3と連続バーディとスタート4ホールで3バーディと勢いに乗り、トータル9アンダーに伸ばして、2位と3打差をつけた。
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3日目まで2度バーディを取っている5番500ヤードのパー5でもスコアを伸ばし、3連続バーディと序盤から猛チャージとなった。続く6番416ヤードのパー4でもバーディと流れを完全につかんで4連続バーディと伸ばした。前半は5バーディノーボギーで折り返した。
後半に入っても10番144ヤードのパー3でバーディを奪うと、13番503ヤードのパー5でもこの日7つ目のバーディ、14番415ヤードのパー4で初めてボギーを叩いたが、終始安定したゴルフを見せて、米ツアー初の最終日最終組を7バーディ1ボギーの「66」で周り、トータル12アンダー、2位に6打差をつけて米ツアー初優勝を手にした。
これで今季は3月のブルーベイLPGで竹田麗央(22、ヤマエグループホールディングス)、4月のシェブロン選手権で西郷真央(23、島津製作所)に次いで日本人選手3人目の優勝となった。