千賀滉大 6回途中1失点で防御率は1.46、リーグ防御率は日本人がワンツー 大谷には18号先頭打者弾も粘りのピッチング

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2025年05月26日 10:02  TBS NEWS DIG

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■MLB メッツードジャース(日本時間26、シティ・フィールド)

メッツの千賀滉大(32)が本拠地でのドジャース戦に10度目の先発、5回1/3、101球を投げて、被安打5(1本塁打)、奪三振5、四死球4、失点1(自責点1)で防御率は1.43から1.46となった。大谷翔平(30)との対戦は3打数1安打1本塁打1三振。

ここまで50回1/3を投げて、4勝3敗で防御率は1.43。規定投球回数まであと2回2/3。今季初のドジャース戦、昨季のポストシーズンで対戦し、2回2安打3失点で降板している。

リベンジをかけたマウンド、1回、いきなり1番・大谷と対戦。カウント1-0から真ん中低めのストレートを完璧に捉えられて、右中間スタンドへ18号ソロと先頭打者ホームランを打たれた。その後も、エラーとツーベースで走者を許したが、4番・W.スミス(30)のセンターフライをT.テイラー(31)がホームへ好返球、追加点を許さなかった。2死三塁のピンチも5番・T.ヘルナンデス(32)をスライダーで三振と最少失点に抑えた。

その裏には4番・P.アロンソ(30)が2死一塁から逆転の10号ツーラン、すぐに千賀を援護した。1回は白のグラブでマウンドに上がった千賀だったが、審判に注意され、2回からは黒のグラブにチェンジした。先頭の6番・M.マンシー(34)をピッチャーゴロに打ち取ると、8番・M.コンフォート(32)はフォークで空振り三振、1回には大谷に先頭打者弾を許すなど、ピンチを迎えたが3者凡退に抑え流れを取り戻した。

3回、先頭の9番・T.エドマン(29)は今季好調のカットボールで見逃し三振、そして、大谷との2度目の対戦、カットボール、フォークボールで2ストライクと追い込むと、3球目は1打席目で打たれたストレートで空振り三振、千賀が意地を見せて大谷を打ち取った。これで千賀は規定投球回に到達、防御率は1.53でドジャース・山本由伸(26)の1.86を抜きトップに立った。

その裏、味方打線が無死一、三塁のチャンスを作り、3番・J.ソト(26)の内野ゴロの間に追加点と3対1とリードを広げた。4回、先頭の3番・F.フリーマン(35)にフォークを拾われてセンター前ヒット、4番・W.スミス(30)にはストレートをセンター方向へ弾き返されたが、セカンドのB.ベイティ(25)がシフトを組んでいて正面のゴロで併殺打。それでも千賀はハードヒットされて、納得のいかない表情。さらに2死一、三塁のピンチで7番・A.パヘス(24)もストレートを大きなレフトフライ。無失点に抑えたが、千賀は不満な表情でベンチへ戻った。

5回、千賀は先頭打者に四球を許し、1死一塁で大谷との3度目の対戦。長打を警戒し、外角で勝負し、カウント2-2からの6球目、フォークでタイミングを外してセンターフライに抑えた。続くM.ベッツ(32)にはレフト前ヒット、3番・フリーマンは低めのカットボール、フォークボールと空振りを誘ったが、しっかり見逃されて四球。2死満塁で4番・スミスとの対戦、カウント1-1からフォークを打たせてサードゴロ、何とか粘りの投球で無失点に切り抜けた。

6回のマウンドに上がり先頭のT.ヘルナンデスをストレートで空振り三振、しかし、続くマンシーにストレートの四球を与えたところで、球数も101球となり、ここで降板となった。千賀は5回1/3、101球を投げて、被安打5(1本塁打)、奪三振5、四死球4、失点1(自責点1)で防御率は1.46。大谷に先頭打者弾を浴びたが、その後は粘りの投球で勝ち投手の権利を得て中継ぎに託した。
 

このニュースに関するつぶやき

  • 6回途中で100球とか球数多いやん。も少し効率よく、というのが次回のアレかな。やはり四死球4てのが大杉やねん。
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