「足立の花火」の31日は雨予想 夜は回復傾向でも足元に注意

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2025年05月28日 17:51  日本気象協会

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日本気象協会

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31日(土)は「足立の花火」が開催予定ですが、関東地方は夕方にかけて雨が降ったりやんだりする予想です。夜は天気が回復傾向ですが、一部で雨雲が残る可能性があります。また、雨がやんでも、地面がぬれていますので、夜は足元にお気を付けください。

31日(土)夜も一部で雨雲がかかる恐れも

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31日(土)は東京都足立区の荒川河川敷で「第47回 足立の花火」が開催される予定です。
昨年2024年7月20日に実施予定だった「第46回 足立の花火」は突然の雷雨の接近により、開始25分前に中止となりました。
これをうけて、今年は天候(風雨、雷、台風、気温など)による中止のリスクや、熱中症等の健康上のリスクを避けるため、5月に開催日程が変更されました。

一方、残念ながら、今年の「足立の花火」開催の日も雨が降りやすいでしょう。
予報には幅があるものの、今のところ上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となり、関東地方は夕方にかけて急な強い雨や雷雨になる可能性があります。夜には天気が回復傾向ですが、一部で雨雲が湧く可能性があります。
最新の気象情報を確認するようにしましょう。

雷雲が近づくサイン その時どうする?

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31日(土)は上空に寒気を伴った低気圧の影響で急な強い雨や雷雨の可能性があります。
外で花火を待っている時にも突然の雨や雷雨に注意が必要です。

外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。

夜は雨がやんだとしても足元に注意

31日(土)は雨が降りますが、夜は天気が回復し、「足立の花火」を見ることができるかもしれません。

ただ、早めに場所をとっていても、レジャーシートや芝生が雨でぬれて、衣類が汚れてしまうかもしれません。花火を楽しむ際はタオルなど、拭くものを用意しておくとよいでしょう。また、地面が雨で滑りやすくなっていますので、夜、暗い中、浴衣を着て下駄などで歩く際は特に足元にお気を付けください。

午前中は北よりの風が吹き、空気がひんやりとしますが、午後は南よりの風に変わって、気温が上昇するでしょう。最新の予想では、足立区の31日夜の気温は20℃前後の予想です。雨上がりで風もあるため河川敷では少しヒンヤリするかもしれませんが、駅までの移動中は人込みで少しムシムシと感じられるかもしれません。
気温も最新の予想を確認していただきつつ、脱ぎ着のしやすい服装を準備しておくとよさそうです。

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