契約延長交渉が進む(左)シュチェスニーと(右)ベルナル [写真]=Getty Images バルセロナが元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー、およびスペイン人MFマルク・ベルナルとの契約延長に近づいているようだ。27日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。
昨年夏にドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが長期離脱することとなったバルセロナからの誘いを受けて現役復帰を決断したシュチェスニー。今シーズンは公式戦30試合でゴールマウスを守り、国内3冠達成に大きく貢献したが、現行契約は6月末で満了に。バルセロナは契約延長を画策しているものの、テア・シュテーゲンも復帰したことから、将来に関する決断に注目が集まっている。
先日には「今後数週間で決める。今はここで起きていることを楽しみ、残るかどうかはもう少しだけ先で考えるよ」と語っていたシュチェスニーだが、少なくともあと1年は現役生活を続ける可能性が高い模様。報道によると、同選手はバルセロナが提示した1年間の延長オプション付きの1年契約を受け入れたとのことで、数週間以内に正式発表される見込みだという。
また、バルセロナはベルナルとの新契約締結にも近づいているようだ。今月26日で18歳になった生え抜きに対してクラブは2029年6月末までの契約を提示し、すでに合意に達しているとのこと。今シーズンのラ・リーガ開幕から3試合連続で先発起用されるながらも、左ひざ前十字じん帯断裂で長期離脱を余儀なくされたベルナルだが、プレシーズンにはピッチでのトレーニングに復帰する見込みと報じられている。
なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、シュチェスニーとベルナルがバルセロナとの契約延長に近づいており、近日中にも正式発表される見込みと指摘している。