バルセロナ、約78億円でラッシュフォード獲得か…代理人とデコSDが28日に会談

　アストン・ヴィラに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが、バルセロナへの移籍を検討しているようだ。28日、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏やスペインメディア『SPORT』が伝えている。

　現在27歳のラッシュフォードは、ルベン・アモリム監督がマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任してから出場機会を減らし、今年2月にアストン・ヴィラへと4000万ポンド（約78億円）の買い取りオプション付きでローン移籍。ローン先では公式戦17試合に出場し、4ゴール6アシストと本来の調子を取り戻しつつあった。

　今年6月限りでアストン・ヴィラを離れ、保有元のマンチェスター・ユナイテッドに戻るラッシュフォード。しかし、ラッシュフォードは今年1月の時点ですでにバルセロナへの移籍を希望しており、現地時間28日にも同選手の代理人とバルセロナのデコSDが会談を行ったとされている。

　バルセロナがラッシュフォードを獲得する場合、アストン・ヴィラへのローンに含まれた買い取りオプションと同額の4000万ポンドを支払うことで実現できる模様。スペインメディア『SPORT』によると、バルセロナはリヴァプールに所属するルイス・ディアスの獲得を狙っているものの、リヴァプールが要求する高額な移籍金を支払うことは困難であり、ラッシュフォード獲得という選択肢を検討しているとのこと。

　なお、アストン・ヴィラが買い取りオプションを行使し、ラッシュフォードを完全移籍で獲得するかどうかは不透明という状況。同選手がチャンピオンズリーグ（CL）の出場を望んでいることや、その高額な給与がネックとなっている。


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