56歳男性「安心と思われたオルカン積み立てがまさかの含み損」株価暴落時のリアル

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2025年05月29日 06:10  All About

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All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は埼玉県に住む56歳男性の積立投資エピソードです。
2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

56歳・無職男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は埼玉県に住む56歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、父、母

金融資産

年収:0円
金融資産:現預金1400万円、リスク資産280万円

リスク資産の内訳

・投資信託:140万円
・日本株:140万円

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/新NISA(つみたて投資枠):2024年から

約1年前に新NISAで積立投資を始めたという今回の投稿者。

投資額はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に「月10万円」。投稿のあった2025年5月時点の運用実績については「元本140万円→運用益込138万円」とのこと。

「トランプ関税の影響による株安と円高で、オール・カントリーに関しては、一時それなりのマイナスとなってしまったが、最近になってやっとプラスマイナスゼロくらいにまで回復してきている。個別株は数万円の運用益となってきたためリスク資産に関しては多少プラス」と説明されています。

56歳・無職男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めてよかった点として、「安心の為に始めた積立投資で、思わぬ下落となってしまいましたが、積立投資の為、安く買えたと思うことができた」とコメント。

一方で「今回のような下落で安心と思われたインデックス投資で含み損を抱えた事」はやはり精神的にこたえた様子です。

新NISAのプランについては、これまで通りつみたて投資枠の利用に加えて「成長投資枠では日本高配当個別株および下落時に投資信託をスポット購入の予定」とのこと。

今後も「株価が下落したとしても気にせず、無理のない範囲で淡々と積み立てていく」と語られていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
(文:あるじゃん 編集部)

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