5歳息子「どうして勉強しなきゃいけないの？」投稿に集まった最適解は？「これが１番いい答えな気がします」

　保育園に通う５歳の息子さんに「どうして勉強しなきゃいけないの？」と聞かれた「ゆふいんの森」（@sayanyan2828）さんの回答が話題です。

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「息子から『どうして勉強しなきゃいけないの？』と聞かれたので『勉強しないまま1人で生活したら死ぬからだよ』と答えたら戦慄していた。漢字が読めず、四則計算が出来ず、基礎的な理社の知識が無いまま生活すれば間違いなく死ぬ。死なない為に勉強を頑張ろうねと言ったら本気の目になっていた。」

　さらに、ゆふいんの森さんは「字が読めないだけでも崖下に突っ込んでしまったり、食べられない物を食べたり色々大変な事になりそう。そういう意味でも小学校6年間は途轍もなく大切な時期」と補足しています。

　翌朝、息子さんは「お母さん、落とし穴有りますって看板が読めるように僕頑張るよ！生き残ろうね！」と元気に出かけたそう。

　もともと「何歳まで勉強しなければいけないの？」と聞かれたことから、今回の話になったとゆふいんの森さん。「義務教育は9年、その間に1人で生きていく術を身につけるのだよ」と伝えました。

　いつか聞かれたら答えようと考えていたわけではありませんでしたが、「社会人になってから『学生時代に学んだ事』が役に立つ瞬間が想像以上に沢山あり『義務教育で学ぶ事は確実に実戦でも出てくる』という事はどこかで考えていたと思います」と話します。

　ゆふいんの森さんは、勉強が好きなタイプだったことから、好きなことを学ぶにはまずは基礎を勉強するのだと考えていましたが、息子さんはこの考えが納得できませんでした。そこで「そもそも1人で生活する為には知識が必要だ」という説明をしたところ今回の反応になったとのこと。

　つまり「なぜ勉強をするのか」の答えはひとつではなく、子どものタイプや興味に合わせてわかりやすく伝えてあげるのが良さそうです。リプライにもいろいろな回答が寄せられています。

「儂は子供には『単純に損をする』と教えておりました。
知識が無ければ仕事も出来ない、知識が無ければ人や世間に騙されると」

「わたしは子供達には勉強や運動って、自分ができる事を増やしていく事で、自分が見える世界が広がっていくんだよって伝えてます。」

「うちの親は、『生き延びる確率を上げる為だよ』と良く言っていた。好きな事を極める事で確率が上がるかもしれないが、それにしたって無教養では長続きしないからねと」

　また、死なないために勉強することを裏付けるようなリプライも多くありました。

「若い頃、女子ばかり5人でログハウスに1泊旅に行った。囲炉裏には炭。
23時くらいから皆が『頭痛い』って言い出して、
『よくわかんないけど、これ一酸化炭素中毒なんでは？』って誰かが言って、さっむいけど窓全開にしたのを覚えてる。
あのまま寝てたら死んでた。
こないだ娘に話したばかりです。」

「知識がないゆえにガソリンに群がって黒焦げになったり
スタンドでタバコ吸って爆発とかシンナー充満した車内でタバコ吸ってとか風呂でコンセント刺しっぱなしで電化製品使うとかあるからな」

「むかし洞窟だか洞穴で焚き火して死亡って事故があって勉強しないと死ぬってこういうことかと思ったわ…」

　ゆふいんの森さんも「自分が損しないため」が印象に残ったそう。「何気ない息子とのやりとりがここまで多くの方に見て頂けるとは想像しておりませんでした。今回、色々なご意見を頂きましたがどの意見も考えさせられるものばかりで大変参考になりました。皆様の意見を振り返りながらまた育児に邁進して参ります。この度はありがとうございました」と話しています。

（まいどなニュース／Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子）

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