


観念したのか、モトハルは渋々スマホを差し出しました。「LINEしてるじゃん。……サアヤ? ちょっと、まさかこれって」連絡をとっていた相手は……元カノのサアヤさんでした。

「いや、これは……違うんだ。ネコの話をしてるだけなんだよ」「ネコ?」「……このあいだのネコを引き取ったのはサアヤなんだ」「はあ? どういうこと?」


「どういうこと!? 元カノと連絡をとりあっているだけでも許せないのに、リツカまで巻き込んで!」「だって、リツカもミィちゃんの様子が知りたいって……」「だからって元カノのグループに入れる!? どうかしてるんじゃないの!?」「で、でも……」「リツカはまさか、元カノだって知ってるわけじゃないでしょうね!?」私が大声で騒いだからでしょう、義母と娘のリツカがリビングにやってきました。



スマホを手放さなくなったモトハル。浮気を疑った私はスマホを見せてもらいました。するとLINEの画面には、元カノ・サアヤさんの名前が……。
しかもそのグループには、義母どころかリツカまで入れられていたのです。私は大激怒。モトハルを責めていたら、当の本人であるリツカがリビングにやってきました。
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【第3話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・魚師 編集・塚田萌