都心マンションでエリートツリーを苗育するプロジェクトが発動

三井不動産レジデンシャルと日本製紙はこのほど、三井住友銀行のサポートのもと、誰でも気軽に都心マンションから植林に参加出来る「エリートツリー」苗木の里親プロジェクトのトライアルの開始を発表した。


同プロジェクトは、三井不動産レジデンシャル分譲による都心マンション入居者の自宅にてエリートツリーを育苗するもの。エリートツリーの普及拡大にくわえ、木育の機会創出および循環型社会への参加促進を目指す。

エリートツリーは、従来品種に比べ花粉が少なく、成長性に優れる特徴を持つとのこと。苗木が植林できるようになるまでの期間は約1年間となる。



参加者には、日本製紙グループの紙製品の提供や、三井不動産レジデンシャルの提供する「くらしのサス活」アプリとの連携によるインセンティブの提供を予定している。


5月24日には、入居者を対象にワークショップを実施している。当日は、エリートツリーの苗木と再生可能な資源である木をもとにした新素材「ミネルパ」を原材料としたオリジナルポット(植木鉢)を配布し、エリートツリーが成長した30年後のくらしをテーマにオリジナルのデザインを作成した。（フォルサ）