警視庁本部 海外のオンラインカジノサイトで賭博を繰り返したとして、警視庁保安課は29日までに、常習賭博容疑で、会社員蝶間林誠容疑者(38)=福島県いわき市小名浜大原=を逮捕した。約3年間で280億円以上を賭けており、オンラインカジノで摘発された個人の賭け額としては過去最大という。容疑を認め、「氷山の一角で自分は捕まらないと思っていた」と話している。
逮捕容疑は2022年8月6日〜今年4月6日ごろ、海外のカジノサイト「ステーク」に国内からスマートフォンなどでアクセスし、バカラ賭博などに日本円と暗号資産で計約9000万円を賭けた疑い。
同課によると、蝶間林容疑者はX(旧ツイッター)で「明鏡止水」と名乗り、賭博で勝つ様子を投稿。「バカラのカリスマ」などと呼ばれ、フォロワーは2万7000人ほどいたという。今年3月に摘発を恐れアカウントを削除していた。